今日は「訪問療育」と呼ばれている事業に参加してきました。
これもまた、先日「ゆうでやります」と宣言した土曜日フォローアップと同じく、本来のひまわり園の事業(母子通園事業)ではないので、ゆうの持ち出しでございます。
一銭にもなりませんが、保育園との連携のために、出来る限りスケジュール調整して参加するようにと前任者とよっちからのキビシイお達しがあったので、今日もホントはひまわり園で私担当のお仕事があったのに、SAYOちゃんに交代してもらって参加しました。
訪問療育。
正式名称は「障害児者地域療育等支援事業」(名称変えたらいいのに。)
この地域では、障害児指定保育園(通称:加配園)に行って、ケース検討する中で地域連携を深めたりする事業、という印象です。
私は「療育施設の園長」として参加しました。
今日伺った保育園は、人数がすっごく多いのに
物理的構造化や視覚的支援を上手に取り入れていて、
発達が気になるお子さんはいっぱいいるのにも関わらず
子どもたちが大人数の中でもかなり落ち着いて活動ができていました。
どこで何をどんな順番ですればいいのかが自然とわかる構造になっていて、素晴らしかったです。
いや~
知らないうちに、豊川市の保育園も随分レベルアップしたんだなぁ~
と感心してしまいました。
おそらく
豊川に「単独通園施設」がないために
療育が必要なお子さんが 保育園に通っている現状の中
現場は必死に勉強したり工夫して頑張ってきたんだろうなぁと・・・
(だから、単独通園施設がなくてもいいって事じゃないですよ。絶対要ります。)
そう言えば
田原の小学校を巡回していたときも同じ事を思いました。
養護学校があまりに遠いので、障害が結構重くても地元の小学校に通うお子さんが多く
小学校の特別支援級の先生方がとっても熱心に学ばれていました。
その地域によってリソースが違うから
ないところはないなりに、そういう文化が出来上がるんだろうな。
そんなことを思った「訪問療育」でした。
しかし・・・・
集まった保育士さんたちの自己紹介が「今年から障害児担当になって」とか「うちは障害児指定園じゃないので障害の子はいないんですけど気になる子はいて」とか・・・
「障害」「障害」連呼するのに、ちょっと違和感。
加配保育士の正式名称が「障害児担当保育士」らしいので、仕方ないんですが、変な名前!!(Facebookに書いたら、他県の福祉関係の方達が何それ?初めて聞いた~。違和感ある~ってコメントくださいました。)
「障害児指定保育園」ていう名前も、ホント、センスない!(この名称も、他県の方が初めて聞いたと言っていました。全国区の名称じゃないんですね。)
同じ「こども」なのに、そうやって行政が「健常」か「障害」かで担当窓口まで「区別」するから、母は「障害児産んでごめんなさい・・」みたいな気持ちになっちゃう。
こんな時期から「障害」ってレッテル貼って「区別」して、親を苦しめて何の得があるんだろう。
さっぱりわからん!!
私から見たら、どの子も「ちょっと丁寧にかかわってあげたほうがいい、配慮のいる子たち」って感じですけどもねぇ・・・。
ってことで。
お隣の新城市「こども園」を
思いっきり支持して応援している私です。
「名称」ってすごく大事だと思う。