「くちびるに歌を」観てきました!!
娘と2人で映画を見てきました。
「海猿」以来だから何年ぶりかわかんないけど。
「くちびるに歌を」
合唱コンクールに出る五島列島の中学生と課題曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」の作者アンジェラ・アキとの交流を描いたドキュメンタリーにインスパイアされて書かれた小説の映画化・・・というだけではあまりに浅い紹介という気がしちゃうくらい、とてもいい映画でした。
フォンが通った中学は合唱に力を入れていて、入学式ではじめて聞いた校歌が見事な混声四部合唱でぶったまげた記憶があります。
なので、映画の中で歌われていた曲は全部歌ったことがあると言っていました。
とっても大切な場面で、私の大好きな「悲愴」が使われていたり
自閉症の青年役の方がとても上手で「それ、あるある」とか。
あちこちで「ふふっ♪」となるポイントの多い映画でもありました。
(石田ひかり、太ったなぁ~とか・・・笑)
監督が「ギルバート・グレイプ」の影響を受けたことを公言していて、自閉症の兄を持つ少年サトルの「生きる意味」への問いかけは、私たち家族にはフクザツに感じる場面もあります。
「あんたがおってよかった」
「ボ~、ボ~(前進、前進)」
自閉症のアキオが繰り返す言葉が、映画の中でとても魅力的に活かされていて
こんな映画、今まであったかなぁ~って思いました。
登場人物の心理描写も丁寧で、
じじばば世代にもぐっと来る場面があるし
私たち世代にもうるっとくるし
もちろん、15才の子どもたち…