2006年02月23日

サポートブック&にじいろ手帳

本日、我が法人主催の勉強会。
だいたい月に1回くらいのペースで開催している。
昨年は3回シリーズで近隣の社福トップの方達に来て頂き、それぞれのお立場から自立支援法を紐解いて頂いた。
自立支援法一色の中、今日の勉強会は「本人の自立に向けての支援とは」と題してとよっちに話してもらった。

私もちょこっとだけ
支援法でカバーされない(お金が出ない)けど、本人の自立に必須のモノとして
権利擁護の視点から、サポートブックにじいろ手帳を紹介した。

昨年、サポートブック考案者である丸岡玲子さんの講演会に参加した時
「年配のお母さんに、『これは若い人にはいいけどうちはもう要らないわ』と言われるのが辛かった」とおっしゃっていた。
私はそのことをずっと考えていた。
サポートブックは年配の方にもとても必要なモノなのに、どうして伝わらないんだろうと。
で、ここ数ヶ月策を練っていたのだけれど、にじいろ手帳とセットで紹介したらイケルんじゃないかと思い当たり、話してみた。
サポートブックは現在の本人の状況を支援者に分かりやすく伝えるためのツール。
にじいろ手帳は「本人の歴史」とも言うべき過ごしてきた足跡を積み上げたもので、生まれた時から現在までの本人の生活の記録。

例えば、”電車の音が嫌いな子の外出支援で、それを知らずに線路脇の道路をてくてく歩いていたら大暴れして大騒動”
これは、誰のせい?
本人のせいでは絶対にない。
まぁ、普通は外出支援の際は丁寧にアセスメントするからこんなことはまずないけれど、細かい部分で本人の意にそぐわないことはきっといっぱいある。
それって、すごく理不尽!!!
サポートブックがあったら、きっとそういうのはかなり減る。
サポートブックは本人が快適に過ごしたり理不尽な不利益を被らない様に本人の権利を守る重要なツールだ。

そして、にじいろ手帳は
どうなりたいのか、何をしたいのか自分で伝えることができない私たちの子どもの「思い」を支援者に伝えてくれる。
「思い」って過ごしてきた時間の中から生まれるんだもの。
本人の過ごしてきた歴史を知らなかったら、本人の「思い」を感じることは絶対にできない。

障害のある子を授かった親は、自分が死んだら支援者に託さなければいけない。
そんな私たちにとって、にじいろ手帳の作成は親としての当然の責務だと思う。
お金を残すのも大切だけど、それと同じくらい、それ以上に残さなければいけないものだ。

というような事を今日の勉強会で熱く語ったら黙り込むお母様方。
今日の参加者の9割が成人さんのお母さん。
『必要なことはわかったけれど、これを私たちに作れというの??』という顔・顔・顔・・・

そんな事言いませんo(*^ー ^*)oにこっ♪
作成講習会もするし、代理作成&継続支援もします。
セットで相談&サービスコーディネイトも致します。
自立支援法の中にはないサービスなので、有料ですけども。

勉強会の後のランチタイムは値段交渉の場になった(笑)
私たちも自信満々なわけじゃない。
今日の反応を見て試算しようと思っていたから、料金はまだ決めていない。
にもかかわらず
「今日頼んだら1割引きってのはどう?」とか
「予約名簿とか作りさないよ」
さすが、先人達である。

ニーズは確実にある。

がんばれとよっち
作成講習会は担当するから、アナタは頑張って稼ぎなさい。

さて、我がカリスマお姉様にお出まし頂かねば。
お姉様は暑いの苦手なので夏前に・・・


『サポートブックの作り方・使い方』(1200円)は(有)おめめどうオンラインショップでどうぞ♪
http://6902.teacup.com/omemedo/shop

『にじいろ手帳』(1000円)はスペース96で手に入ります。
http://www.space96.com/

☆にじいろ手帳とサポートブックの作り方・使い方がスペース96の最近のベスト10に入ってました。






posted by こうまま at 21:03 | Comment(7) | TrackBack(0) | 講演会・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 あら〜、私は自分で作ろう!講習会を近々予定しているのよ・・。(笑)
お家元は「やはりお母様が作るのが一番」と言われていたけど、それをサービスにしてしまうとはっ。
っていうか、最初だけ作って、更新はしてもらうってのはどう?(爆)
Posted by ゆっくんママ at 2006年02月24日 01:08
>こうままさん

カリスマ姐@REIKOどす。笑

4月からはNPO代表になるわけだから、夏が嫌いなんて言ってられませぬ。
営業があれば、お受けいたしますわ。(^^)v

ウチもまずは県内でと思っていますが、定期的なサポートブックの作成会、また、作成代行、などやっていこうと思っています。いろんなところで、活動が活発化して行くといいね。

で、にじいろ手帳、詳しく知らなかったので、さっそく購入してみようっと。
情報、サンクスです。
Posted by REIKO at 2006年02月24日 10:02
◇ゆっくんママ
学齢児くらいのお母さん方は作成講習会でいいんだけど、50代後半から60代の方には難しいの。
提案してるのはサポートブックだけじゃなくて「生活ファイル」だし。
私らはたかだか十数年分だけど、30年分って言ったら「思い出すのだけでエライコト」でしょう?
それこそ月1で通って聞き取りしていっても、作成に1年くらいかかっちゃうかもしれない。
さらに、それを使っての支援実践を行政や施設などに提案していくわけなので、一種のモデル事業なのですね〜〜。

◇お姐様
姉ではなく、姐なのですね。
失礼致しました!!
営業(?)の件、またご相談させて頂きますので、どうぞよしなに。
本家の講習会見たいので、されるときは是非見学させて下さい。(これも事業になると思いますので、見学料を設定しておいて下さいね。)
にじいろ手帳のようなものは全国にけっこうあるようです。
自閉症協会愛知県支部が出しているのは「ライフスタイルノートという冊子です。
今年3部作で完成するみたいです。
今後、生活スタイルが色々出てくると絶対に必要になってくるものですよね。
グループホームの方がアパートで一人暮らしに移行して、病気になって入所施設に入ったら、誰がその方のこれまでを伝えるのか。
ず〜っと入所じゃなくなる時代だからこそ、必要になってくるものだと思っています。

Posted by こうまま at 2006年02月24日 20:56
にじいろ手帳、あたしも持ってます。
とは言え、たかだか3年ちょっとなのに
思い出せないこともしばしば^^;
去年購入したのに、まだ書き終わっていません^^;
おばあちゃん、手骨折してしまったのですね。3ヶ月位はかかるのかな。。。
お大事に。こうままさん寝不足にならないように〜
Posted by かあこ at 2006年02月24日 23:37
うん、わかる。
3年分だってなかなか書けないよね。
私はこうくんが産まれた日からHPを作成するまでの4年間、育児日記をつけていたので、育児日記とHPのまにあエッセイをもとに書いていくつもりなんだけれど、そういうのがない人はものすごく大変だと思う。
やっぱり、上手にポイントを絞って聞き出してくれる人がいたほうが絶対いいって思うんだ〜。
Posted by こうまま at 2006年02月25日 20:00
こんにちわ(^^)えらい前の記事へのコメントすみません。
この記事がずっと頭に残っていて、先日の父母会の準備会の時にこんなのがあるんですけど…と話してみたら、その場にいた方たちがどんなものか興味があるわ〜と言ってくださったのです。イケル…かも。
ただ、最初なのでいいものを上手く提示しないとダメだろうな〜=私のプレゼンや説明では間違いなく役不足です(^^;) 続報で聞かせていただけること等あったら是非お聞かせください。お金払ってでもこのモデル事業のこと勉強させてもらいたいなぁ…。
Posted by shiba at 2006年05月06日 12:30
興味示してくれたなんて、すごいじゃ〜ん。
サポートブック作成教室は日本全国、色々なところで開催されています。
確かshibaちゃんちのお近くでもどなたかがされていたと思います。
近くっていっても、「圏域」くらいの範囲で(笑)
どこだったかな?
ちょっと探してみますね。
Posted by こうまま at 2006年05月06日 17:56
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