2006年03月28日

当たり前の事が夢

昨年暮れにフロリダで多臓器移植をした彩花ちゃんの近況をTVで見た。
手術が成功したことは知っていたので、募金をした一人として単純に「良かったね~」と思っていた。
でも、当たり前のことだけど、移植は手術後が戦いなのだと再確認した。
医師が人工肛門の洗浄をするのを何気なく見ていたお母さんが
「えっっ、私がやるんですかっ」と言った言葉に戦慄した。
こうくんは極小未熟児だったので、入院中、ミルクは鼻からチューブで胃に直接入れていた。
そのチューブをつけたまま退院することになったらどうしようと悩んだ日のことがよみがえってきて。

退院後、自力で排便ができないこうくんに座薬を入れなければイケナイのに、便が出せなくて苦しくて大泣きしているこうくんに座薬がどうしても入れられず(泣いて力が入っている時は座薬は絶対入りません・・・)夫婦二人で泣きそうになりながら戦った夜の事がよみがえってきて。

彩花ちゃんのご両親のこれからは
そんな程度ではないんだ。

お父さんが言った。

砂場で遊ぶとか
浜辺で遊ぶとか
そういった、普通の子にとってはごく当たり前の事が
夢です

と。
posted by こうまま at 23:26| Comment(5) | TrackBack(0) | つれづれ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私もテレビを見ました。
ご両親は、夫の勤める会社の元社員なので、夫の会社内でも募金活動が行われていました。
まだまだ大変な時期のようですが、手術が成功してよかったです。
そして、そんな小さな臓器を提供してくれたドナーの赤ちゃんのご冥福を祈らずにはいられませんでした。
彩花ちゃんが、砂遊びや水遊びを楽しめる日が早く来ますように・・・。



Posted by 沙良 at 2006年03月29日 09:01
夫の元同僚のお子さんは、同じように臓器移植のために渡米している七海ちゃんでした。
私の見間違いでなければ、昨日のテレビの中でも、お母さんの日記の部分で七海ちゃんの文字があったので「なんか変だなぁ・・・。」と思っていたのですが。
訂正しておわびします。
Posted by 沙良 at 2006年03月29日 14:11
うん、「ななみちゃん」と「まなちゃん」も頑張っているんだよね。
ななみちゃんのお父さんが御主人の元同僚なのですか!!
そんな身近な方が臓器移植で渡米されていると、TVの報道を見ていても人ごとじゃないって気がしますよね。

Posted by こうまま at 2006年03月29日 19:49
子供のことは、病気でも事件・事故でも本当にひとごとではありませんねぇ。
親になってから、ニュースを見ながら泣くことが多くなりました。
出産間際、助産婦さんに「赤ちゃんも苦しんでいるんだから、赤ちゃんを思って頑張って!」と言われて、「他の人(赤ちゃん)を気にしている余裕なんてないよ!」と本気で思った私。
そんな私のせいか、子供は胎児仮死でした。
今は元気に育っているけど、子供の人生最初に苦しい思いをさせてしまって、私の人生最大の反省です・・・。

Posted by 沙良 at 2006年03月30日 09:08
私もこうくんを産む時、
「五分五分ですが全力を尽くします」と言われた母親なので、「生」についてはかなり敏感で、ニュース見ながら泣くこと多いです。
Posted by こうまま at 2006年03月30日 20:00
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