2010年09月26日

ところ変われば・・・

土曜日は千葉TEACCH研究会で講師でした。
全体で2時間20分くらいいただけたので、
途中で休憩を入れて、かなり丁寧にお話しすることが出来ました。

日曜日は千葉自閉症協会の東総地区勉強会。
有名な大屋滋さんのお膝元ということで、かなり緊張しましたが
親御さんばかりだったので、反応もよく、気持ちよくお話しすることができました。

大屋さんご夫妻と息子さんにもお会いできて「お~。TVのままだ~」と、ミーハーに喜んでしまいました。
私を講師に呼んで下さった竹蓋さんに感謝です。

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TEACCH研では170名の方が参加して下さいましたが、教員が多くでびっくりしました。
さすが、千葉TEACCH研、です。

そして。
更に驚いたのが。

ゆうの活動の紹介の中で
「行動援護で家庭内療育支援」の説明を少ししていたら、反応が変なので「あれ?」って思って
「行動援護をご存知の方はどのくらいいらっしゃいますか」と聞いたら3名。
170名のTEACCH研のセミナーで3名ですよ。
行動援護ってまさに自閉症の方のための支援と言っても過言じゃないのに!!

行動援護が本当に知られていないことを実感しました。

後でお聞きしたら、移動支援を利用されている保護者も少なくてビックリ。
放課後のディサービスも殆どないとのこと。

放課後ディに関しては名古屋が異常であることは知っていたけれど
全国的に本当に少ないんだなぁと。

でも、その分、幼児期の支援は手厚いと感じました。

横浜市は今年度から保育園に通う高機能圏のお子さん向けのディサービスをはじめたそうです。
保育園を休んで療育に通うことを「市」がやっているんです。
その必要性を切々と訴えてきた私たちとしては
「ほら。やっぱり。」って感じです。
なので、ゆうがやっている「児童ディで土曜日に高機能の子向けのSST教室」というのはかなり反応が良かったと思います。

幼児期の支援を手厚くした方がいいに決まってる。
この地域はそれができていないまま小学校まできちゃうから放課後ディで整えようとしてきたけど
やっぱ、幼児期にスケジュールとワークシステムと自分から伝える方法を身につけることって大事だ。
それが出来ていたら、学童期の放課後は、家や日中一時支援と移動支援で十分なんだもん。
児童ディで放課後に療育する必要なんてない。

控え室で千葉TEACCH研のスーパーバイザーである安倍陽子先生に
うちの地域の早期療育(健診事後や母子通園)の現状などをあれこれお話ししていたら
「まだ、そんなところがあるの!?」と呆れられてしまいました。

でも、まぁ、遅れていると愚痴っていても仕方ないので
出来るところからやって行くしかありません。

愛知県て、地域支援は他より進んでいる部分もあるけれど
幼児や児童への療育分野ではかなり遅れているのですね。

地域によってイロイロです。

そして、そして。
すごく驚いたのが
千葉TEACCH研究会が全国のTEACCH研究会には所属していなくて、単独の研究会だと知ったこと。
私は、てっきり本部の認可か何かがいるんだと思っていました。
勝手に立ち上げていいんですね。
知らなかった~~~~。

研究会って、地元でやらないと支援者が育たないってずっと思っていました。
だから、穂の国PECS研究会も頑張って組織して認可してもらいました。

TEACCH研究会も地元に作って地元の支援者に勉強して実践してもらいたい~~~。

トレセミも、親の会が主催しているところも多々あるそうです。
しらんかった~。

もしかして
浜松とかと一緒にってのもいいよね。
豊橋と浜松って端っこ同志で似た環境だもんね~。

まずは、安倍先生のようなスーパーバイザーを捜さねば。

みなさま
いい専門家がいたら是非私に紹介して下さい~~~~。

野望が尽きない私です・・・・。

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千葉TEACCH研究会の皆さんと。
posted by こうまま at 19:55| Comment(6) | TrackBack(0) | こうままのお仕事 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 こうまま、お帰りなさい。ほんとうにお疲れさまでした。m(__)m

>地域によってイロイロです。

先日、日本LD学会の打ち合わせで、愛知・岐阜・三重 東海三県の教員・保護者数名でお話していた時のこと・・・。

愛知県では、通級に通うことでクラスメイトからバカにされたり、いじめられたりして、通級に通えなくなってしまう・・・という親の会への相談が多いのですが、
その話をしたら、岐阜の先生が「通級は手厚いから、どの子も皆『どうしたら○○学級に行けるの?』って行きたがるんですよ。」と。
畳みかける様に、三重県の方も「発達障害の子だけじゃなくて、いろんな子が苦手な科目の取り出し指導を受けているから、子ども達にも全然、抵抗感なんかないよ。」と言われました。(まさにリソースルーム♪)ガビ~ン(*_*;

 改めて、他の地域の具体的な状況を知ることが重要なことだと痛感しました。
「一人ひとりのニーズ」なんて言われても、今、自分が置かれている状況が『フツー』だと思っていたら、ニーズや必要な支援を伝えることもできませんものね。

他所で当たり前に行われている支援が自分の地域で受けられないのはおかしい!!って思うことが、地域を変えていく原動力になると思いました。

PS.ちなみに、日本LD学会第19回大会が、10月9~11日 愛知県立大学にて開催されます。
当日参加もできますので、皆様、ぜひお越し下さい。m(__)m


Posted by しましま at 2010年09月26日 21:24
◇しましま師匠
なるほど~~~。
ちゃんとリソースルームとして機能しているんですね。
みんな、勉強できるようになりたいから、手厚い通級に行きたがるはずなのに、そうならないのにはやっぱり理由があるのですよね・・・・
取り出し指導なんて、まさに学校にいながら無料の家庭教師に教わってるようなもんだから、保護者だって嬉しいですよねぇ。

師匠
私も「アメリカはこうだったのに」が原動力でここまで走ってきましたが、国内を見渡す必要性を今回はひしひしと感じましたです。
Posted by こうまま at 2010年09月26日 21:42
まぁ、そんなに上手に機能している所ばかりでないですけどね…
支援学級や通級教室の担当者の力量に寄るところが大きいかな?

まぁ、子どもたちの方から喜んで通級や支援学級に行く例は多いというのが実感です。
田舎ですから偏見もないわけでないですけど、やはり本人にとって最良の学びの場は居心地が良いのだろうと思います。
Posted by やましん at 2010年09月27日 22:15
>まぁ、子どもたちの方から喜んで通級や支援学級に行く例は多いというのが実感です。

いいなぁぁぁぁ・・・・
Posted by こうまま at 2010年09月27日 23:50
こうくんのお母様。
はじめまして。はじめて、投稿させていただきます。
先日千葉で開催された講演を聞いてどうしても、このブログを見たくて。
我が子も重度、超多動、ひとときも目を話せないスーパー自閉ちゃんの中学2年です。
先生の育児のパワー、ポジティブさに感激です。
我が子は施設に入所しているので
自称「週末親子」です。こうままと違って、私は息子を、いろいろな所へ預け、周囲の人が育てたような感じです。今後もブログ楽しみに拝見させていただきます。私も、息子との週末や旅行のことなど(過去のエピソードなども)ブログに書いてます。(知り合いしかみてくれてませんが)
お忙しいので、私のブログなんか見る暇はないとおもいますが、気がむいたらちらっとのぞいてくださいませ。お互いブログを通じて、同じ立場のお母さんと意見交換ができることが、私の夢です。
また、よい情報お待ちしてます。
それでは、突然で失礼いたしました。
ブログのタイトル「hirotaiの日記~自閉症児たいたいと~」です。
            たいたいのまま
Posted by たいたいのまま at 2010年10月04日 20:33
◇たいたいのままさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
千葉でのセミナーにご参加下さったとのこと、ありがとうございました。
こうくんも、旅行など余暇が楽しめるようになるといいなぁと思いますが、まだまだです。
今後ともよろしくお願い致します。
Posted by こうまま at 2010年10月04日 21:33
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