NPO法人ゆめじろう理事長の出口さんに
「地域生活支援」についてお話していただきました。
3年ほど前からずっとこの話をスタッフ向けにお願いしたいと思っていて
ようやく今年、決心がついて
お願いすることができました。
土曜の真っ昼間にもかかわらず
今回も、非常勤スタッフの出席率がとても良くて、感動デス。
小学生のお子さんを伴っての参加もありましたが
「頑張って来て良かった」と思ってもらえる研修内容だったと思います。
ゆめじろうポロシャツを着てお話くださる出口さん。
私と豊田にとって、出口さんはココロの師匠です。
私は
すっきりさっぱり
すとん、すとん
な話をしますが
出口さんは
やんわり
じわじわ
ひたひたひた~
な話をされます。
後で効いてくるボディブローみたいな感じでしょうか。
ガツンと殴られるより、効きます。
本気でやってきたからこその
圧倒的なリアリティが
そこに、あります。
そして
「ゆう」にとって「ゆめじろう」は地域生活支援のお手本です。
「ゆめじろう」は
公的な制度がなかった時代から知的障害のある方への地域支援をされてきた事業所です。
明確な理念と強い信念がなかったら、絶対にできないことです。
だから
支援費制度導入後に参入したゆうは
ゆめじろうさんから学ぶべき事がたくさんあります。
今回
出口さんは、相方ユキさんと一人の利用者さんと3人でいらっしゃいました。
その支援内容をお聞きして
スタッフ達は何を思ったかなぁ・・・
「生活支援」の現実を少しでも感じてくれたかなぁ・・
今のゆうは
児童の「療育支援」をほんのちょっとだけやっていて
障害のある方の「余暇支援」をちょこっとだけやっていて
家族支援にちょこっと力を入れ始めている
そんな事業所です。
「生活支援」なんて
まだまだ、全然、これぽっちもできていません。
これからです。
うちのスタッフは
日々、ディサービスや移動支援の外出先でとってもいい支援をしています。
それは結構自信をもって言えます。
でも
障害のある方が生きていくためには
たくさんの支援が必要で
自分たちがしているのは
その中の
ごくごく一部でしかないのだということを
ちゃんとわかって日々の支援をしているのと
知らずにやっているのとでは
全然ちがってきます。
特に
家族支援にその差が顕著に現れると思うし
他の事業所や関係機関との連携の仕方にも現れてくると思います。
制度へのギモンだって出てくるはずです。
「荻野さんや豊田さんだけが考えるんじゃなくて
皆さん一人一人が考えるべきことなんですよ」
という師匠の言葉がリフレインしている私です。
出口さんのスライドのタイトル横に
「釈迦に説法 その1」とありました。
釈迦に説法なんかでは全然ないですが
「その1」とあるからには
「その2」も「その3」もあるはずです。
まだまだ、何度も来ていただけそうで
にんまり
な私なのでした。
そして
「ゆうのような事業所で働いているみなさんは幸せなんですよ」と言って下さった出口さん。
ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します♪
この記事へのコメント
デグチ
大変お世話になりました。
来週末の12日は豊田さんが武豊に来ていただけるとのことで、大変喜んでおります。
サービスはなくては困りますが、ただあるだけではなかなか役には立てないと痛感する毎日です。
着実に前進していくゆうさんの活動を見て、おいていかれないように頑張らねばと思いました。
ありがとうございました。
こうまま
師匠の言葉が頭の中でぐるぐる周りながらリフレインしています。
師匠からのメッセージが豊田にも届いているといいなぁと思いますが、意外にさら~っとスルーしちゃうヤツなので、よくわかりません。
やっぱ、一回り違うと異星人って感じですよね。
シュガー
やんわり
じわじわ
ひたひたひた~
な話をされます。
ですよね~。
私も、その穏やかな語り口の中に秘められたものの
本物さに惹かれ、即、
指導者養成研修のプログラムにお願いしたので、
こうままさんの「こころの師匠」の意味が
よくわかります。
あちこちにこんな方がいれば、
私たち親も、
そんなに力まずに頑張れる気がする。
こうまま
やっぱ、そうですよね~~~。
本物
って感じがします。
>あちこちにこんな方がいれば、
>私たち親も、
>そんなに力まずに頑張れる気がする。
激しく、同意。デス。