この間、ヘルパーさんと夕方のお散歩に行った時のこと。
ゴールデンウィーク中に何度も私と茅葺屋敷の売店でおやつを買っていたこうくんが、定休日の茅葺屋敷に行ってしまい大荒れに荒れて、動けなくなってしまったそうだ。
今年の1月位までは、戸が開かなければ諦めて自販機でジュース買って帰って来たのだけれど・・・
帰ってきたヘルパーさんが「近所の方がお菓子をくれて・・・」と。
見たら、こうくん大好物の「黒棒」
うっっ。
誰だろう、誰だろう・・・
すぐに分かった。
ばぁちゃんのウォーキング仲間のSさんだった。
「クセになるとイカンとしっとったけど、あんまり泣くもんで、可愛そうであげちゃったんだけど、すまんかったなぁ」と。
えええええ~~~ん(号泣)
私が甘かっただけです!!
ごめんなさぁぁぁぁい>こうくん&ヘルパーさん&近所の皆さん
売店のおじちゃんには
「先生(ヘルパーさん)と来るとイイコなのに、お母さんと来るとワガママだぞ。
甘えとるんだな」
とか言われるし(泣)
地域の方達に見守られながら育っているこうくん&こうままなのでした。
2006年05月17日
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こうくんのこと知っていてくれてそれで「あんまりにも泣くから」ってお菓子をくれる、、、いいなあって思っちゃう。
教育上はよくないのかも知れないけど、、でもきっとこうくんにもおばちゃんの優しさ届いているよね。きっとこれが種になってこうくんの人に対する愛情が育っていくんだなって思った。
>教育上はよくないのかも知れないけど
Sさんは、ばぁちゃんのウォーキング仲間で、こうくんの事をばぁちゃんから良く聞いているのです。
こうくんはパターン化しやすいという障害特性があって、それを「くせになる」って表現してるんですね。
こうくんは「自閉症なのに人が好きなんだねぇ」と不思議がられるくらい、人が好きです。
いい人たちに囲まれているからだと思います。
いい話やね~・・・。
地域の学校に通わせていたって、こういった自然な関係って出来ない昨今。
これには、こうくんのことをしっかいりと受け止めてくれているおじいちゃん、おばあちゃんがいてくれるからだよね。
そのおじちゃん、おばあちゃんがいてくれるかげには、こう父さんとこうままの夫婦愛がるんだわ~!!
それにしてもおばあちゃんって、しっかりと自閉症の行動特性がわかっていてすごい!!「くせになる~」・・ビンゴ!!
我が家は、マンション。
以前のお隣さんは、障害者敵視の人で何でも「隣の障害児家族が~」ってクレームを出していたよ。
でも、理事会とか管理会社が解ってくれて動いてくれたけどね・・。
今は、そのお隣さんが引っ越して平和^!管理人さんもきらのエレベーター練習とかゴミだし練習とか・・かげながら応援してくれていました。
地域の何気ない理解・いて当たり前の空間・・・絶対に必要だけど、難しい側面もある。
日頃のこうままさんの頑張りがあればこそなんだよね!!
昔なら当たり前の光景なんじゃないかなぁ
泣いてる子供にお菓子上げるって。
今は下手に上げられないし、声もかけにくいですけどね(^^ゞ
こうくんも、定休日の茅葺屋敷とウオーキングのおばあちゃんのパズルが合わなければ癖になることも無いのでは?
よい体験だったかもしれませんねー。
胸がしめつけられる場面で
思いもよらない完璧な手助け。
涙がでるくらいうれしくてありがたい。
私たち親は時々、こういうしあわせに
ありつけるんだ。と思います。
他の家庭の話でも読むだけで
とてもハッピーです。
まさに「ナチュラルサポート」ですね(^^)。
私は帰国直後の学区運動会で「脳の機能障害で一生治りません」の紙をまいたからねぇ・・
ものすごく勇気が要ったけど、私たちの姿勢が伝わったから、後がやりやすかった。
地域の方々に感謝!です。
◇きらママさん
そうなの。
じぃちゃん&ばぁちゃんがスゴイのですよ~。
ものすごく近所の人を大事にするしお世話もしてきたから、私たち家族も受け入れてもらえていると感じます。
公共交通機関の全くない独居老人が多い地域なので、車の運転出来るばぁちゃんは月1で近所のおばあちゃん達を病院に連れて行って、喫茶店でお茶してスーパーで買い物、というのをしています。
なかなか出来る事じゃないと尊敬しています。
◇UMIKO姉さん
パズル・・・うん、そうかも。
「休み」を伝えるいい機会かな、とも思ってます。
万全の体勢でフォロー出来る状況を作って、トライしてみます。
「売店は休み×自販機は○」
伝えたいっっっ
ありがとうございます。
本当に、こうくんがいるからこういった幸せを感じることが出来るのだと思います。
有り難いことです。
◇ウォーリーさん
そうなのです!!
我が家のご近所さん達、「ナチュラルサポート」が多いんです。
ま、「慣れ」ってのが大きいですよね。
日々の積み重ねですよね~~~