母子通園施設ひまわり園でお話会
去年ひまわり園を卒園し
保育園やディサービスに通っているお子さんのママたち3人をゲストスピーカーにお招きし
私がインタビューしていく形式で行いました。
最初に
これは、とても特別なトークなのだと言うことをお伝えしました。
同じ通園施設に通っているお母さんたちだから、この3人の先輩ママたちはお話しして下さるのだと。
そう言いながら
本当にそうだよな~と再確認している自分がいました。
自分が辛かったときのことも含めて「気持ち」を話すんだから
特別な人たちに向けての特別なトークなんだよなぁ。
3人の先輩ママたちは
とても正直にお話してくれました。
保育園は甘くない。
世間の目は結構キビシイぞ。
そんなメッセージも伝わったように思います。
3人のママたち
話してくれてありがとう。
実は
今回の先輩ママトークを開くにあたり
私にはどうしても伝えなければイケナイと思っていたことがありました。
ひまわり園はとってもいい環境になっています。
私が 想定した以上に素敵な場所になっています。
もちろん、それはとってもいいことなのですが
みなさんがずっとひまわり園に通い続ける訳ではありません。
2年以上通う方はいません。
ひまわり園から保育園や単独の通園施設やディサービスに移行していきます。
移行先で、今と同じような療育支援が受けられるかはわからないのです。
特に、「保育園は保育に欠けるお子さんが通う場所であって療育施設ではないから、オタクのお子さんだけ特別扱いは出来ない」と言われたりします。
そうなった時
「なんで子の子に合わせた配慮をしてくれないの?」と不満を持ってしまったら
お子さんにとっても家族にとっても辛い状況になってしまいます。
養護学校でもよくあります。
1年生の時にとってもいい担任に受け持ってもらったせいで
2年生の先生にめちゃくちゃ不平不満を持っちゃうとか。
それって、1年生の時にいい先生に巡り会えたことが
かえって逆効果になっちゃって残念なことです。
だから
私の今日の使命は
「移行先で同じ支援が受けられなかったとき、不満をぶつけるのではなく
どう伝えたら分かってもらえるか考えましょう。
難しかったら、一緒に考えるので、相談してね。
場所や担任が変わっても
家での生活が安定していたら、それほど崩れたりはしないよ。」
をお母さん方に伝えることでした。
今の時期は思いっきりぬるま湯でいい。
ぬるま湯の中で力をつける必要があるから。
だけど
これから進んでいく道は決して甘くないから
うっかりぬるま湯のままの気分でいたら火傷する。
お母さん達からは
「ひまわり園に通っえているこの時期を大事にしたい」という感想が多くあったので
伝わったと思います。
ただ単に施設の環境や支援内容を良くして丁寧に支援すればいい訳じゃない事を学んだ1年でした。
この記事へのコメント
あかね
岡じゅん
「ここに通ってよかった!」と思えるように、ここはオアシスでいいと。
世の中の厳しさは教えなくても分かっていくし、辛くなったら話に来れる場所でありたい。
でも、本当は移行先でうまくやっていって欲しいと願っています。支援をつなぐためには一方的に要望だけを伝えてはかえって関係が悪くなる。謙虚に伝えるって難しい。どこで折り合いをつけるか。
移行の時期をむかえ、笑顔で送り出したいと思いつつも不安になります。
こうまま
何も聞いてないけど、今、忙しいのかな?
◇岡じゅんさん
サポブ作成会で、「感じよく伝える」の練習をしてます。
これって、単純に「スキル」だと思うので。
移行先でうまくやってもらうためには、事前準備が要ると思っています。
あかね
野菜
ひまわり園に 通えとてもよかったです。
有難うございました。
こうまま
通えて良かったと言ってもらえる場所で良かったです。