2006年08月12日

修了証♪

最終日
自閉症協会が運営するサマーキャンプ(11週間あるそうです・・)と、自閉症サービス事業団が運営するグループホームの見学。

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グループホームのダイニング

ここのグループホームは男4名女性1名の男女混合。
支援者(世話人?)も、同性介護なんて関係なし!!
日本でいう居宅介護やタイムケアのようなサービスもあって、その場合も同性介護にこだわらず「本人や家族の事情に合わせて」サービスを提供するとの事。
20年程前に同性介護についての議論があったそうですが、現在は法律で「同性じゃなくても構わない」となってるそうです。
そ・・そうなのか~~~~

愛知県は「何が何でも同性介護!!」と言っている地域生活支援事業所が結構多いし、そうしなきゃいけないと思い込んでいたけど、型にはめすぎだったかも。
も少し柔軟でも良いんだよねぇ・・・

先日の入所施設もディサービスも、日本とはかなり根底に流れるものが違っていました。

町から離れた広大な農園でゆったり穏やかに支援者とともに生活している方たちの生活を見て、私たちが「地域、地域」とこだわって質問するので、とても不思議がって「そんな刺激のある生活の何がどう彼らの幸せにつながるのか?」と。

私たちは、街中に住むこと=当たり前の生活で、それが本人の望む幸せなのだと思い込みすぎていないだろうか。

公立小学校の特殊教室見学の時、養護学校の先生の「行事などの練習はどのようにするのか?」の質問に「そんな意味のないことには参加しないから、練習もしない」ときっぱり。
どうしても保護者が望んだら、いかに本人にとって苦痛かを説明し、自分たちはプロフェッショナルなのだという自尊心を持って保護者を説得する、と。

どちらが正しくてどちらが駄目と言うことではなくて
一つの型に決めてしまって、それ以外は「悪」のようになってしまう日本のスタイルに問題があると感じました。
行事や集団活動に参加できない子はダメな子・・・みたいな。

本当にいろいろ、色々考えさせれてた研修でした。
早川先生が「世界標準を見ましょう」と毎回勉強会などでおっしゃるけれど、それを実感しました。
今回私は広く見るいい機会を得たのだと思います。

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修了証書

これで、10年頑張れる・・かな。

イギリスのテロの影響で、出国の際の手荷物検査がかなり厳しいようです。
予定通りの飛行機で帰れることを祈って・・・・
明日、帰国します。
posted by こうまま at 12:31| Comment(9) | TrackBack(0) | TEACCH部視察研修 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも惜しみなく情報を提供してくれて、ありがとう♪
こうままさんのブログは、大変勉強になります。 長い空路だと思うけど気を付けて帰ってきてくださいネ(*^_^*)。
Posted by まさるママ at 2006年08月12日 14:09
お疲れ様でした。
息子が保育園の時、運動会の練習で、「訳のわからないことじゃなく、本人のできることをさせてくれ」とお願いしたら、「そんな(情けない)ことをいってきたのは、あなただけ」と一蹴され、結局大パニックで運動会は参加せず・・・。なんてこともありました。日本も早く「世界標準」になって欲しいです。
無事帰ってきてくださいね。
Posted by ぽん at 2006年08月12日 20:43
具体的なことはよくわからないことだらけ・・・でしたが、この記事は食い入るように読みました。考え方、感じ方には、その国の歴史が詰まっているので、即、自分達に当てはめるのは早計ですが、でも、「一つの型にはめる(はまる)」のは、もっと危険かも。うんちくのある言葉をしっかりかみしめたいと思います。
こうままさん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。ご帰国後の成果も、楽しみにしています。
Posted by ふみちち at 2006年08月12日 20:59
「そんな意味のないことには参加しないから、練習もしない」ときっぱり。

 うはははは・・。(笑)でも、とても小気味よい言葉でした。
こうまま、ハードなスケジュールの中、レポート、ありがとうございました!
お陰で気持ちだけ一緒に旅させてもらいました。
自分が井の中で悩んでたんだ・・ってしみじみ感じたし・・。

 こうくんも楽しく過ごせてるようでよかったね♪
それはやっぱり、こうままのこれまでの頑張りの成果だと思うよ・・。
気をつけて帰ってきてくださいね!!
Posted by ゆっくんママ at 2006年08月12日 23:15
「世界標準」かぁ・・・
あまりに、とおい感がしますが、

でも、こうままさんのお蔭で、世界標準が少し見えました。施設を立ち上げようとしている者にとって、自分たちだけの思い込みでは絶対いけない。
ひろく広く、視野を持つ事を、いつも頭に置くようにします。
こうままさん、これからも色々な情報をお願いしますね。
スムーズに帰ってこれる事を、祈ってるネ。
Posted by だんだん at 2006年08月13日 09:52
素晴らしい体験を沢山されたのでしょうね。
こうした体験はプラスのシャワーとなって、本当にエネルギーになりますよね、
プラスのシャワーをたっぷり浴びた元気印のこうままさんのパワーアップが今から楽しみです。
10年といわず無理しない程度に抑えつつ頑張りましょう。
帰りの道中、無事をお祈りします。
でも、お盆のUターンラッシュの最中かな?
Posted by こうしろう at 2006年08月13日 13:13
こうままさんお疲れ様でした!
気をつけて帰ってきてくださいね。
色々オハナシ聞かせてくださいっ
こうままさんがお留守の間に
どうやらうちの息子がこうままさんの
携帯電話にいた電したかも知れません^^;
履歴に残っていたので。ごめんなさい(≧≦)
Posted by かあこ at 2006年08月13日 23:51
ごぶさたしております。
お疲れ様でしたm(__)m日本とアメリカとは違うのですね~。
確かに私たちは住みなれた地域で過ごすことが彼らにとっても幸せだと思ってしまうことがあります。子供のことを知ってもらい、支援してもらうことを。。。
でも世の中理解してくれるひとばかりじゃないし、(私もそうですが)地域で過ごすには刺激が強すぎるのも確かなんですよね。

私たちも親として考えさせられました。
これからも応援しています!!
Posted by ルナルナ at 2006年08月15日 04:17
◇まさるママさん
とんでもない!!
お互い様ですよ。
一人で考えているより、みんなに知恵やアイディアを頂いたほうが上手くいく事って多いですものね。

◇ぽんさん
日本独特の考え方がありますものね。
それがダメってことではなくて、もちろん成果もあると思うんです。
でも、違う選択もあって、それもまた「アリ」であることを知って頂きたいですよね。

◇ふみちちさん
そう、一つの型にはめてしまうことがキケンなのですよね。
アメリカやスウェーデンが進んでいるからと言って、それをそのまま日本に持ってきたら、それはきっと上手くいかない。
歴史と文化があるわけですものね。
日本ナイズするってことだろうと思います。

◇ゆっくんママ
今回視察研修に行くことを思い切れたのは、もちろん支援者たちの存在があったからです。
家族だけでは無理でしたから。
そういう意味で、地域資源次第だなぁと思います。

◇だんだんさん
そう・・あまりに「遠い」ですよね。
だんだんさんが書かれている通り、早川先生の言葉の意味するところは、「いつも気にして知る努力をする」という事だと私も理解しています。
そしたら、視点が違ってくるから、見え方も違ってくるんじゃないかと・・
難しいですけども、心に刻んでおこうと思っています。

◇こうしろうさん
頭の中がいっぱいで、まだ整理出来ていません。
少しずつアウトプットしていきたいと思います。
無理せず、頑張らず・・・でも、諦めず♪

◇かあこさん
携帯は渡米中は電源OFFにしていたのでダイジョブですよん。
また、ゆっくり話そうねo(*^ー ^*)oにこっ♪

◇ルナルナさん
いろいろな人がいて、だから「地域」なのだと思うから、そこで自閉症者が暮らしていても、もちろんOK。
ただ、本人がそこで暮らすことを本当に望んでいたら・・・なのだと思います。
親の思いこみや押しつけじゃイケナイのですよね。
今回、そんな当たり前のことをイヤという程考えさせられました。
Posted by こうまま at 2006年08月15日 22:09
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