2011年09月11日

鎮魂と防災意識~リマインド11日~

東日本大震災から今日で半年。

そして
あの、WTCに飛行機が突っ込んだ9.11から10年。

10年前
あまりにも衝撃的な映像に
それが「本当に起こったこと」だと認知するのに時間がかかった。
ほんの2ヶ月前まで住んでいたあのアメリカで
そんなことが起こるなんて
想像もできなかった。

今回の東日本の津波の映像もそうだった。

麻痺してはいけない
慣れてはいけない
と頭ではわかっているのに
繰り返し流される映像に少しずつ慣れてしまっている自分に気づき
イカン
と思う。

平成20年の夏
岡崎市も集中豪雨に見舞われ
かなりの地域が浸水した。

あの日
こうくんを車に乗せて
豊橋から帰宅途中だった私。
どんどん冠水していく道路
いつもの道が通れず、迂回しても道が冠水
泣きそうになりながら「避難勧告」の出ている自宅に向かっていた。
ものすごい恐怖だった。

21年の夏には
台風による3日間の停電を経験した。

こういう体験をちゃんといつも思い出し、備えないとイケナイ。
11日はそういう日でもある。

折しも
今日は地区の防災訓練。
自宅待機のサイレンとともに
プロパンガスの栓を閉め
ブレーカーを落とし
お風呂に水をためた(←これは、みかわさんの本で学びました)
30分後に出た避難勧告のサイレンで
こうくんに防災グッズ(緊急用食料マリーとお遊びグッズ)を持たせて一時避難場所へ向かう。
「あ、椅子がいる」
一端戻って、折り畳み椅子も持たせる。
何より、こうくんの安定が最優先だ。

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ヘルメットも嫌がらずかぶってくれて有り難い。
よゐこで待機しています。

実は
昨日の愛知キャラバン隊ネットワークの講演の後半に
大森代表が「自閉症の人たちのための防災ハンドブック」の解説をしてくださいました。

阪神淡路大震災を踏まえ
日本自閉症協会が平成20年7月に作成したものです。
bousaiHJ-2.bmp

もう、在庫がないそうですが
自閉症協会のホームページからダウンロードすることができます。

防災ハンドブック

この冊子の編集会議に参加していた大森代表の話は
本当に勉強になりました。
そして
これを、地域の防災に関わる方達に是非知って欲しいと思いました。
この冊子の中で提言されていることがちゃんと行われていれば・・と。

bousaiHJ-1.bmp
大森代表は
京都在住時に阪神淡路大震災を体験され
愛知に来てから東海豪雨を体験されています。
だから
防災意識がとても高いのだと思います。

昨日は1時間の解説でしたが
2~3時間は欲しいと感じました。
(近いうちに企画して三河にお呼びしたいと思います。)

この防災ハンドブックのスゴイとこは
1冊丁寧に読み込むと、自閉症の障害特性が理解できる仕組みになっているところです。

大森代表のお話を伺って帰宅後すぐに
岡崎の「福祉避難所」についてネットで調べてみました。

平成20年の集中豪雨時の要援護者への支援報告の中にその存在を伺わせる内容がありました。

「要援護者への支援(岡崎市)」

「岡崎市福祉避難所協定」というものがあって
社会福祉法人が運営する入所系の施設が協定を結んでいるらしいです。

うん、これは安心。
こうくんも、知的の入所施設なら避難所生活ができると思います。
具体的にどこがOKなのかわからないので、週明けに問い合わせてみようと思います。

皆様も是非
ご自分の地域の
第一次避難所と第二次避難所(福祉避難所)を確認してみて下さい。
その前に
自分ちの自閉っ子がちゃんと「要援護者」登録されてるか、確認して下さいね。

先人が体験から教えてくれた事を無駄にしてはイケナイと肝に銘じました。

是非、この1冊をお手もとに。
sabaibaru-1.bmp
「大震災 自閉っ子家族のサバイバル」
高橋みかわ 編著 (ぶどう社)


WTCでなくなられた方
東日本大震災でなくなられた方
皆様のご冥福をお祈りします

posted by こうまま at 11:18| Comment(3) | TrackBack(0) | オピニオン | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
良かったです。岡崎市の強みが発見できて。

実は新城市には福祉避難所はありません。
要援護者台帳はほぼ整備されつつありますが。

ちなみに豊川市も福祉避難所は無かったと思いますが、どうでしょうか。

新城市には障がいのある人の入所施設はありません。
だから、私たちの唯一できることとして、先月防災協力事業所(新城市の独自制度)の届け出をしました。

3.11から学んだことを実践して行きたいと思います。
Posted by 長坂 at 2011年09月11日 19:55
時間は無機質に流れていきますね。


防災ハンドブックは実際に被災した自閉症協会の会員で作ったので、先人の想いを書き記されています。
是非、活用していただきたいなと思います。


防災、災害への対応は1人では何もできません。
是非、地域の皆さんと一緒に考えましょう。
Posted by 大森 at 2011年09月11日 23:04
◇長坂さん
なるほど。
新城には入所施設はないですね。
良い面、悪い面がありますよね。

ワタクシ
行動援護ハウス、まじめに考えてマス!

◇大森さん
先人の本当に大切で貴重な教えをみんなで共有したいとココロから思いました。
その節には、是非、よろしくお願い致します。
Posted by こうまま at 2011年09月12日 23:53
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