豊川の映画館ではやってなくて
豊橋の映画館まで遠征しました。
原作はこれ↑デス。
今日は11月22日はイイ夫婦の日。
いや~
そんな日にぴったりな映画でした。
私は本発売と同時に購入していたので
エピソードなどを忘れていた部分もあったのですが
帰宅して読み直して見たら、ほぼ原作通りでした。
うつ病のご主人役が堺雅人さん。
漫画家の奥さん役は宮崎あおいさん。
大河ドラマの篤姫で夫婦役だった2人なので
本当に違和感なくて良かったデス。
堺さんはやっぱ上手い!
今、南極大陸でツンデレ&クーデレ(というのだとフォンが教えてくれました)な政府役人を演じておりますが、
もう、別人!
アスペちっくなご主人役がめっちゃはまってました。
旦那が「うつ」になって初めてわかったことや考えたことを
奥さんが正直に語る場面があるのですが
それが、まるで
「自閉症の息子を授かった」私が言ってるみたいに重なって
かなり泣きました。
海洋天堂では泣かなかった私ですが
この映画は号泣しました。
あまり書くとネタバレするので控えます。
重いテーマだし
途中、本当にキツイ&辛い場面もあるのですが
つい「ふふ」と笑えて和んでしまう場面もあって
そのバランス感覚が絶妙でした。
よく
自閉症関連の映画で
一般の人が「うはは」と笑う部分を
親はとても笑えない
みたいな事があります。
だから
もしかして
私が「うふふ」と思った部分を
うつ病の家族をもつ方は「辛い」と感じるのかもしれないです。
でも。
そういう事は気にしないで観ていい映画だと思います。
だって
「うつ病のことを知って欲しいから書いた本」が原作なんだもの。
私も
自閉症の映画を一般の方には「うはは」と笑って観てもらいたい。
泣いたり笑ったりして見て欲しいって思う。
だから
「ツレうつ」は感じたままに泣いたり笑ったりして観たらいいんだって思う。
赤丸オススメの映画です。
この記事へのコメント
賢ママ
うつ病の家族がいる人は、うつ病の人よりある意味大変かもしれないなあ、と思いました。当人にしかわからない感情ってありますものね。
夫や子どもたちが「うつ病」の私を受け入れて暮らしてくれてることに改めて感謝したいなと、こうままさんのブログのおかげで気づかされました。ありがとうございます。
うつになって15年が経ちます。完治する気配はないのですが、寛解してほしいとひたすら願って通院の日々です。
こうまま
名前の「髙﨑」の「髙」が「高」ではなく、はしごだかの「髙」であることは「どうしても」譲れないことであったり
お弁当に入れるチーズやネクタイがが曜日ごとに決まっていたりします。
映画には出てきませんでしたが、お風呂の入浴剤も曜日で決まっています。
だから、一般社会ではとても『ストレス』が高くなってしまったのだろうなと思いました。
一本釣り。
こうまま
そういうのって悩みますよね。
配慮したほうが生活はしやすくなるだろうなって思うけど。
でも、きっと大きなお世話なんだろうなとも思うし。