2012年03月03日

がんばらないけどあきらめない

昨日は、ゆうが豊川市の指定管理で運営している母子通園施設「ひまわり園」でキャラバンでした。
岡崎の母子通園施設めばえの家と同じく、今回で3回目の公演です。

現在、キャラバン公演は、福祉実践教室と福祉まつりと一般向け定期公演の3つに絞っているのですが「母子通園施設」だけは別です。
先輩母である私たちでなければ伝えられないことがあると思っているので、お受けしています。
他とは全く違う特別な感情があります。

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みんなでセッティング中~。
私は下を見ずに動き回るので床のコード類には細心の注意を払います。

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今回は33名のママ達が参加してくれました。

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やっぱり、まりちゃんの歌にはみんな号泣。
なみだ、なみだ、なみだ・・・

こういう時に
思いっきり泣いたらいいんだと思います。
泣いていい場所って意外に少ないから。

私も、まりちゃんの「君がいてよかった」はもう100回以上聞いているのに毎回ぐっときます。
ホント、いい歌です。

母子通園施設で公演した時には、
公演後に必ずお伝えしている事があります。
それは「受容」のお話。

自分の子どもに発達の遅れがあったり障がいがあることをカンタンに受け入れられる人なんていない。
私たちもそんなこと出来ない。

だから
受け入れられない自分を、どうか責めないで欲しい。
無理して受け入れようともがかないで欲しい。
みんな、受け入れているようなフリをして何とかやり過ごしているのだから。

もしかしたら
「お母さんが頑張らないでどうするの!」
とか
「お母さんがちゃんと認めて前を向いていかないとダメでしょ!」
って言う人がいるかもしれない。
でも
それは「頑張って」スルーしよう。

頑張っているお母さんを見ると
自分ってダメな親だ・・って凹んだりしちゃうかもしれない。
でも、
無理して頑張らなくていい。
先はまだまだ長いから
がんばらないけど、あきらめない。
あきらめないけど、がんばらない。
の精神でいこうね。

そんなメッセージをお伝えしています。

私自身
法人を運営していたりキャラバンしていたりあちこちに講演に行ったりするので
「頑張っているお母さん」「子どもの障がいを受容出来ているお母さん」に見られてしまったりします。
でも、
当たり前ですが、スーパーミラクルな自閉症児こうくんの母ですから
そりゃ~もう、日々いろいろあります。
こうくんを連れて歩いていて「何あれ?」って感じの視線を浴びると泣きたくなります。
こうくんが、キーキー言ったり、唾をぺっぺと吐いたりすると
「も~~~、こんなトコでカンベンしてよ・・・」って思います。
平気なフリしてセレブな笑顔(爆)で「ごめんなさいね~」って言いながらココロで泣いてます。
こういう時は強がって平気なフリしてないと辛くて苦しくなっちゃうもん。

でも
だからと言って
こうくんの事をイヤだとか恥ずかしいとか思うことはありません。
ミラクルにカワイイ自慢の息子です。
外見に関しては、思いっきり会心の出来映えだし
こんだけ知的に重いのに、こんなに上手にやりとりできる子なんてそうはいないっしょ!どうよ!!(えっへん)みたいな。(爆)
これは、強がりでも負け惜しみでもなく心から、正直にそう思います。

矛盾しているように思えるかもしれませんが、人のココロや感情なんて、そんなモンじゃないでしょうか。

posted by こうまま at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | キャラバン隊活動 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
連日すみません。
今日のブログ何度も読み返して、静かに泣きました。
子供を心底愛して慈しんでいるけど、時には周囲とのやり取りで自分のココロがあたふたする事もある、そんな己の不甲斐なさも「受け入れて」行く。ただ淡々とそれを積み重ねていくと、その先にまた道がある。

それだけの事なんですよね。

諦めずに頑張りすぎないように、子供の目や背中を見つめて毎日を楽しんで過ごしたいと思います。
Posted by たい at 2012年03月04日 00:37
こうままさんの講演で
「受容できない事を 、悩んでもいいんだよ」って初めて知った時
本当に、楽になりました。

保母さんや教育者の方には まだまだ「親が受け入れようとしなくて困る」「自分の子供でしょ、しっかり見てなさい」って発言される方が見えます。
だから それを言われたり感じたりすると 余計に、当事者の親としては 「自分は駄目だ」「受け入れてやらなきゃ、親失格かな…」位に もがき悲しむんです。
褒めてたら「甘やかしてる」。
ほかってしばらく見守っていると「何故親は叱らないのか」。
叱ってると「困った子だな」。
…現実は辛いもんです。
だから こうままさんの言葉は 本当に 肩の力を抜かせてくれます。
本当にありがとうございます☆

Posted by しんしろ人 at 2012年03月04日 06:40
いつもいいお話しありがとうございます。
毎回ブログを読みながら「いいね」ボタンがあったらクリックしたい…と思っちゃいます(^^)

どうしても、支援者の方は「お母さん頑張って」と励まされる(?)方が多いです。
残念ながら。


こうままさんが大切にしているメッセージは、きっとお母さんの子育ての小さな自信になっていくと思います。

私もそんな風に伝えていけたらいいなあと思っています。
Posted by はは亀 at 2012年03月04日 16:34
「がんばらないけどあきらめない」は座右の銘です。皆同じ思いでやってきてるんだと思うと心強いです。
Posted by きっしー at 2012年03月04日 17:42
タイムリーな話題でした。
つい1時間ほど前の出来事を一人車で反省中だったので。今、とても凹んでいます。
家の小僧は、要求だったり、拒否だったり、遊びだったりのコミュニケーションを本人なりのサインをしてくれます。それはとても嬉しく思っています。
しかし勝手なもので、頭では理解していても心や身体が別の反応をしてしまうことも多々あります。怒鳴ってしまったり、苛立ちをぶつけてしまったり。いけないのはわかっているんですが。小僧が安心して生活できる環境を作らなければいけない親が、それを壊してしまったらいけませんよね。
まだまだ修行が足りませんね。
すいません、自分自身への問いかけでした。
Posted by たいパパ at 2012年03月04日 18:31
◇たいさん
あがったり下がったり行きつ戻りつしながら。
ですよね。
先は長いので、お互い何とかやり過ごしながらうやっていきましょうね。

◇しんしろ人さん
ホント、そうです。
世間はキビシイ。
でも、キビシイと言うことを知っているから、対応を考えることができるのですよね。

◇はは亀さん
ありがとうございます。
みんなに伝わっているといいな~。

こういうのが伝わらないと、
しばらく立ち直れないくらい落ち込むんですよね。

◇きっしーさん
をを。
同志よ!
私も座右の銘にしてます。

◇たいパパさん
修行が足りないと感じることができるのは、とっても素敵な事ですよね。
前向きな感じします。
あきらめず、でも、頑張りすぎず、です。
Posted by こうまま at 2012年03月04日 23:24
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