2012年05月06日

「親を育てる」のは賛成

lessorさんの記事【大阪市「育て方が悪いから発達障害になる」条例(案)】を読んで知った大阪維新の会「家庭教育条例(案)」

その後、ツイッターで橋下市長と乙武さんや茂木さんなんかとのやりとりを読んで、取りあえず橋下市長が「親の育て方が悪いから発達障害になる」とは思っていないことはわかりました。

で。
こんな内容が盛り込まれた条例案が出ちゃうのはどこに原因が?と思ってあちこち読んで、ブログにどうまとめようか悩んでいたら、カイパパさんが経緯や状況を丁寧にまとめてくれました。
さすが、我が自慢のおとうとや~。感謝~。

厳選されてます。是非読んで下さい↓
【大阪維新の会「家庭教育条例(案)」に反対します】

何度となく繰り返される
「親の育て方のせい」

先日TVでウィーン少年合唱団とコラボした南相馬市の女の子達の特集をしていたのですが、
その中で彼女たちが言った「あきらめることをあきらめた」というフレーズがリフレインしています。

あきらめることをあきらめた

まさに、そんな心境。

実際、帰国以来
「親の育て方のせい」って思われてることが多すぎて、
説明するのもメンドクサクなってきて
うちがちゃんとやってればいいんだから
もうどうでもいいやって思った時期もあったし。

「発達障害」の定義や範囲が曖昧なので(虐待由来のものも含めるドクターもいらっしゃるので)「発達障害」では言及できませんが
取りあえず
当たり前ですが
親の育て方が悪いせいで「自閉症」にはなりません。

親の育て方次第で、その後の成長の仕方はもちろん違ってきます。
それは、定型発達のお子さんの場合も同じですよね?
だから
「親を育てる」という考え方自体は私は賛成です。
大事な視点だと思います。

「親学」と言うのなら当然その学問を教える指導者がいるはず。
是非とも、「自閉症児をまっとうに育てられる親」を育てられる指導者を多数養成して母子通園施設などに派遣していただきたいものです。(注・これはイヤミ&皮肉です。念のため。)

私的には「育児する親を上手に援護してくれる支援者」が増えて欲しいな~。

posted by こうまま at 17:46| Comment(11) | TrackBack(0) | オピニオン | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです、
ご活躍、日頃よりたのもしく見聞きしておりました。
ほんの少しブログをのぞくことを怠りますと、
こうくんがぐんっと大きくなっていて激しくドキっ!としますので、
ドキドキドキ…と心ときめくくらいの間隔を保って拝見しておりました。

思いがけず病を得まして、もう頑張れんわいと思ってましたけど、ぶっそうな世の中にかわいいちびちーを出しておけんわいと殺気もとい奮い立ち、ちょこっと頑張ってみてるところです。
世の中進んだなと安心しきっておりました、
いや~寝込んでたのが飛び起きる事態がくるとは…
親学、府議会議員も受講してますね。
そして市長は、自分は関知していないとはいいませんね。
よほど大切にされてるのでしょう、
自己啓発大いに結構、
自腹で受講料支払ってご家庭内で実践されるのならいいと思います。
Posted by ちび丸 at 2012年05月06日 21:26
◇ちび丸さん
おおおおっっ。
お久しぶりでございますっっっっ。

この「親学」
びっくりするくらいの著名人が支持していて、何か怖いですよね・・・・。
でも、知らなかったので、今回のことで知ることが出来て、ある意味良かったです。
注意して動向を見ていこうと思っています。
Posted by こうまま at 2012年05月06日 22:25
 こんにちは。
 いつもタイムリーな話題を噛み砕いて書いてくださっているので、欠かさず読ませていただいています。
 
 子どもは「ほめて育てよ。」っていうのがかなり浸透してきましたが、親も褒めてもらわないと育ちませんよね。
 障がい児の親だけでなく、子育てをしている親みんなが、もっと認められて、褒められてもいいと思います。
 私みたいな単純な人は、ちょっとおだてられただけで、ホイホイ頑張っちゃいますけどねぇ~。
Posted by ぴさまま at 2012年05月06日 23:04
◇ぴさままさん
ホントホント。
親もほめられて育つよね~。
評価って大事です。
Posted by こうまま at 2012年05月06日 23:42
 僕も丁度この条例案の件気にはなっていたのですが…。
 親の教育力の低下を取り扱うことを教育の現場は歓迎していると感じますが、私の考えでは、教育力の低下は親、教師、地域、社会全体すべてでおきていることだと思います。
 今回の条例案の一部の記述に関しては、発達障害の定義を確認して、近年の医学を少しでもひもとけば、環境要因、先天的要因のことは分かることなので、そのぐらいの知識のベースがある人が条例案を作っていただきたい、そういう指摘ができる人が条例案制作のスタッフにいないというのがなんと言う人材不足か他の中身も危ぶまれるというもの。
 社会全体の教育力の低下の本質は、発達障害の事ではなくて、文明が進むにつれ生活一般は楽になったのに、子育ては他の生活に比べ楽になっていない。現代人の忍耐力の低下に子育ての能率化がついていっていない側面と、子ども側は、親に対し、能率化を否定する。手をかけて欲しい。その子どもが要求する部分(かまって頂戴)に子どもの発達を促す大事な働きがある。(ここは科学が証明している部分)
 保護者(主に母親)が担ってきた、子どもの初期の教育の価値を社会、行政が評価しないで、目先の経済発展、外で働く大人の女性の権利を評価することに力を入れたため、今も昔も相変わらず大変な子育てを時間をかけて行うのが割に合わないと思う人が多くなる社会になったつけが回ってきているとおもいます。
 親学の話がどんな話だとしても、子育てにかける時間が増えるわけでもないし、子どもをよく観察し、必要に応じペースを合わせる(寄り添う)ために必要な忍耐力がつくわけでもありません。
 教育委員会や行政が最近増える教育の問題を親の教育力低下に起因するという話を歓迎するのは容易に想像はつきますが、それは本質ではないとおもいます。
 働くお母さんが、どうのこうのという考えを持っていませんが、せめて、母親の子育てを社会がしっかり目に見える形で評価していかない限りこの社会全体の教育力の低下は止まらないと感じます。
 ただ、現代の我々で効果があることといえば、発達障害を含めた子どもとの教育、養育としての効果的な関わり方について過去の経験、研究の知見をみんなで共有し、子供達に実行することです。(これによって不必要な衝突・苦労も少なくなります。)
 自分も、勉強したり、講演聞いたりして、こういう研究結果が出た後の時代に子育てして良かったと思うこともあります。
 
 
Posted by はなじま父 at 2012年05月07日 00:22
朝、体調くずして
出勤を遅らせているときに
読みました。
いつもはダイエットネタで、てくるももこです。

「大阪維新の会」 でこんな動きがあったのですね。
うちの子、
まさに、『軽度発達障害と似た症状の「気になる子」』でした。
診断はされていないけど、「定型発達」ではない
(というより、定型発達っていう定義も曖昧ですよね。完璧な子、いるの?)

他害はないけど、いつもメソメソ泣いていた幼少期。
小学校の時、授業中、机につっぷしていたことも
あり(これって授業妨害?)、体育会系の男性の
担任から「お母さん、授業中お子さんがずっと泣いてます。どうにかしてください」って家に電話がきたときは
胸がはりさけそうでした。なぜ、泣くのか、本人は
説明できないし、(対応が下手で)私も聞き出すことができない。
同じ先生から、「将来、ろくな大人になりませんよ」
って言われたこと、一生忘れません。

まあ、ひたすら泣く子供に先生もどうすればいいのか
わからなかったんでしょうが…

現在、大学生ですけど、客観的にみて、
相変わらず社会性に難ありってところです。
人前で泣くことはないけど、コミュニケーションの
取り方が下手。
(高校の先生には、「貝になる」って、古典的な
ことも言われましたっけ)

で、「(わが国の)伝統的子育てによって発達障害は予防、防止できる」のなら、教えてくれって、
思います。
Posted by ももこ at 2012年05月07日 09:52
(続き)
もちろん、
親の勉強不足もあります。
上手な対応・指導に、なかなかたどり着けないのを
他人のせいにするつもりもない。
(うちの場合)本人の自覚も必要でしょう。
なるべく、他人とコミュニケートする
機会を与えるようにしてます。(いい年してるし、本人がその気にならないと難しいけど)

ただ、
胸がはりさけそうだった、あの時、よりそう言葉が
欲しかったなと思います。



Posted by ももこ at 2012年05月07日 10:00
◇はなじま父さん
何か、維新の会の人が市民団に謝って終了っぽいです。
残念・・・。
世間一般の人達に考えてもらい知ってもらうチャンスだと思ったのにな~。
もっとみんなであれこれディスカッションすべきことだと思うけど、面倒くさい内容なんでしょうかね?

◇ももこさん
コメント、ありがとうございます。
誰もが勝手に放っておけば「いい母」になれるはずもなく・・・
私自身、子どもが苦手で、子育てが下手だったから、上手な対応の仕方を教えて欲しかったって思います。
5歳で帰国した時、同じ自閉症の子どもを持つ先輩母に「一体、どうやって育ててきたの?」と言われて、悔しくて泣いたのを覚えています。
だから、今、お母さんたちに「私もめっちゃ下手だったけど、いろいろ勉強して今は何とかぎりぎりやれてるから、方法はきっとあるよ。」ってことが伝えられるんだと思ってます。
もともと子ども好きで対応が上手な人には出来ないことだって思ってます。えっへん。(苦笑)
Posted by こうまま at 2012年05月07日 17:49
良い形でまとまった後に出てきて良いものか、ですが。(スミマセン)
なんだか上手くいかない事があるとややもすれば「親がもうすこし頑張れば」「親の忍耐が足りないから」と親に全ての要因を持って行ってしまう感が根底にあって、なかなかそこから発想の転換に至っていかないという部分を感じてしまいます。
子どもが幼少期、ただ「母親がしっかりしないと」「頑張らないと」「もうすこしゆったりしないとダメじゃない」のみの言葉だけだったなら、私は追い詰められていたと思いますし、逆に子どもへの不適切なスパルタ対応で上手く言った物もダメにしていたかも知れないです。
関わり方を決して母を責めずに伝えて下さった当時の保健師さん、母子通園の先生、医師の方々に感謝しています。この方方に正に「育てていただいた」と感じています。
親としては子どもの関わり方に下手ながらも勿論今後も自己研鑽していきたいです。
それゆえ小学校のある一時期、先生の代わりに宿題管理まで行い、全く当時見えない支援策の中、判断を親に丸投げされたので、教科の課題全てを聞きながら確認していく、後日教師側から「先生にお任せすることのできない細かすぎる親」とまで言われる位の、本来教師のお仕事の本文に噛みつく所まで来てしまいました。
これが逆に子どもの支援策に無関心だと「意識の低い親」と言われてしまうのにね・・・。
そんな親として申し上げるなら、「親を育てる親学」が大切ならば、是非、関わる教育者の先生方も「教師学」もしくは「発達障がい教育としての仕事を全うできる教師学」を同様にこれまで以上に行っていただきたくお願い申し上げたい次第です。
親、教育者、支援者側、共にイコールでなければと思うのです。
(勿論、素晴らしい教育者の方が見えることも確かなのですが)
Posted by ウリカエデ at 2012年05月08日 00:16
唖然として言葉が見つからずにいたら
すぐに「撤回」でした・・・

今、それを言うなら、その根拠や
「発達障害」そのものに関する徹底した検証結果を
披露していただきたかったです。

この際、本当にディスカッションしてもらいたったと私も思いました。

沢山の人達に鋭い矢を放ったただけだったなんて・・・

行政の中で、こんなことがある。
怖いです。
まだまだ「発達支援」は、原始の世界なのだろうかと・・・

Posted by ななみ at 2012年05月08日 11:36
◇ウリカエデさん
ホントにね~。
この「親学」
内容も???だし、お金払ってセミナー受けて資格取得することを推奨してて、更に???です。
そういうのが表に出てある意味良かったのかなって思います。
私、全然知らなかったから。

◇ななみさん
白紙撤回じゃなく、発達障害のとこだけ直して出す、とか言い出しそうで怖い。
そっちに注目させて、そこだけ直して「親学」通しちゃえ~みたいなこと考えてるんじゃないかって意見まで出てて、ちょっと支持しちゃう位、あり得ない記述だったもの。
Posted by こうまま at 2012年05月08日 17:05
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