2012年06月09日

ほめるために待つ

毎週金曜日の午前中は、お母さん向けの学習会です。
昨日は「ペアレントトレーニング」の3回目。
テーマは「注目しない(無反応)」

いや~
注目しないってのは、ホント、奥が深いです。
ここ数年、ペアトレの学習会をしてきて
この「注目しない」が上手になると
相当に子育てがラクになるんだなぁと実感しています。

「注目しない」は「ほめるために待つ」ことです。
実は、病院や専門機関で「お母さん、それは注意喚起だから無視しなさい」と言われているお母さんは結構います。
でも、短い診察時間でのアドバイスなので
「ほめるために待つ」ことが伝わっていない場合が多く
「無視したけど、減らなかった」という方が圧倒的に多いです。
「その行動を止めたときやいい行動に移ったときにほめた?」と聞くと
みなさん「は???何の話」って顔します。
注目しない(無反応)は注目する(ほめる)とセットです。

昨日、すごくいい質問があったので、その場でロールプレイしてみました。
「兄弟でどちらも広汎性発達障がいのある幼児さんの取り合いのケンカ」です。

お母さん二人に子ども役をやってもらって
私が母親役で
とっちゃった子にさっと背中を向け(注目しない)
とられた子に「あっちで一緒にお母さんと遊ぼうね」(注目する)
とっちゃった子が「え~~~。じゃ返すよ~」と言ったら
すぐに顔を見て「そう?じゃ、みんなで遊ぼうか」(注目する)
って感じでやってみました。
そしたら
背中を向けられたお子さん役の方が
「何やってるの、返しなさい、って言われるより、背中を向けられる方が寂しくて、なんか響く」と。

やっぱ
実際にやってみるのがイチバンですねぇぇぇ~~~

私自身、ホントに子育てが下手でタイヘンだったから
アレコレ勉強して、実践して、撃沈して、また実践して・・・
それでようやく今ぎりぎり何とかやれている訳なので
イライラしちゃうお母さんには思いっきり共感できるし
それをやり過ごす方法もいっぱい知っているのが強みかと(爆)
posted by こうまま at 13:26| Comment(14) | TrackBack(0) | こうままのお仕事 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あぁ、このお話をお聞きできてよかったです。
心底ほっとしました。
まるきり間違った方向には、向かってなかったんだなと。もちろんまだまだ試行錯誤ですけれど・・・

本人が受け取りやすい接し方をと、撃沈を繰り返し気づいたら「反応しない」になっていきました。その時は、自分もクールダウンし「客観的」にその場を感じるように。その後「この方がいいね」の方向に本人が自分の意志で向かう様に思います。
本当は「やったー」と叫んでしまいそうになりますが、頑張って切り替えた時の「言葉」かけが超苦手な息子なので満面の「にっこり」が定番です。

そしてタイムリーというのは、先月新しく息子と関わる方との面談がありまして、ブルーになりまして。めっちゃ「反応」される・・・
言葉や態度の一つ一つに。なんとか「ちゃんと(?)してあげよう」という愛のある指導なんでしょうけれど、案の定息子は、その方に会いたくなくなってます。ずっと後ひいてます。
ただベテランの方なので、今までの親の対応、間違ってたのかもんもんともしていました。
でもとことん「本人を中心」に考えたらいいんだと思いました。
対応をどんどん「シンプル」にしていくと、伝わる・・・そんな感じもします。
長くなりましたm(__)m
Posted by ななみ at 2012年06月09日 19:36
◇ななみさん
良くない行動に「無反応」するのはペアトレというか、ABAの基本です。

めっちゃブルーになるの、わかります。
元気な声かけをする方
ホント、こうくんも苦手です・・・

それって、ただの自己満足ですよ

って言えたらラクなんですが
言えないですもんね・・・・
Posted by こうまま at 2012年06月09日 20:49
行動擁護
もっと一般的になってほしいです。

介護事業所でも
他事業所から依頼を受け支援してる所は 、たくさん資格をもったベテラン上司でも
利用者さんに、ガチャガチャした対応をしてますよ下向きカーブ矢印
「わあ…全部に反応して、お互いパニックになってる…最悪だ」
と唖然としました。それを学ぼうとする上司なら ましなのですがね下向きカーブ矢印
コメントを読みハッとしました。
Posted by キー坊 at 2012年06月09日 21:54
行動援護研修イン豊川は まだ 空きがありますか?
自分の携帯からだと何故かHPが開けず、申し込み用紙も開けず。
すみません。
Posted by キー坊 at 2012年06月09日 22:00
ご無沙汰しております。
すけぽんです。

今まで、息子に関わってくださる方がたくさんいましたが、しっくりくる方と、なんだかもやっとしてしまう方が正直いました。
もやっとしてしまう対応の方には、息子からも苦手オーラがプンプンしておりました。

強いて言えば、息子に対して「言いすぎている」
ということは感じていたのですが、それがどうしてもやっとしてしまうのかは、自分でもわからなかったのです。
どちらかというと、私自身も「言いすぎ」タイプな母だからかもしれません。

「注目しない」は「ほめるために待つ」ことです。
なるほど~と、思いました。

「ほめる」ことが抜けていたんですね。
これから心がけてみます。
Posted by すけぽん at 2012年06月09日 22:02
◇キー坊さん
現在30名ほどの申し込みのようです。
なので、あと10名くらいは大丈夫です。
ゆうに問い合わせて頂ければ、ご案内できます。
0533-65-8325
です。

◇すけぽんさん
わかります・・・
うちのヘルパーは、余計な声かけをしないので、こうくんは大好きみたいです(爆)
Posted by こうまま at 2012年06月09日 23:48
ありがとうございます。(o^∀^o)
Posted by キー坊 at 2012年06月10日 14:44
>注目しない(無反応)は注目する(ほめる)とセットです。

なるほど~。そこが伝わっていなかったんですね!
伝えてみます♪
Posted by yumi_co at 2012年06月10日 18:17
◇yumi_coさん
ペアトレ、絶対いいと思います。
通園のお母さん向け勉強会にオススメです。
ゆうの勉強会は1回2時間で10回ですが、母子通園は1回1時間の4回のダイジェスト版でやってます。
子育てのコツを学ぶので、誰にでも役に立つと思います。
Posted by こうまま at 2012年06月10日 20:10
 おお、ABAの基本、{無反応}この記事とコメでやっとつかみかけられた気がします!ありがとうございます。
 昨日のパニックで背を向けたのは良かったんだ…。
 私は、反応過多になりすぎるタイプの親なので、無反応は褒めるための待ち時間、心しておきます。
 3歳で知的遅れはないものの、PDDの診断は付いていて、でも、この地域(関東内陸部)には、この子のための療育を提供してくれるところがないんです。本を読みながら、やっているところです。
 愛知、PDDの診断をする医師についてはイロイロ聞きますが、会やこんな活動があるんですね。羨ましい!
  
Posted by しまなみ at 2012年06月11日 14:55
◇しまなみさん
はじめまして(で良かったでしょうか?)
コメント、ありがとうございます。

私も本で学んで、中央法規から出ているペアトレマニュアルをそのままやってます。
この辺りは愛知と言っても東の外れで、名古屋からは急行で1時間かかる田舎なので、なかなか思うような「療育」が受けられるところはなく、細々とですが実践をしている感じです。
Posted by こうまま at 2012年06月11日 18:59
 通りすがりで失礼します。
私もがちゃがちゃ言いすぎてしまう母親なので、いいお話をありがとうございました。
 ただ・・ ウチの子は無視すると、「うるさいのがいなくなった ラッキー」と喜んでしまう子なので・・・
取られたほうも 「なんで○○ちゃん、怒らないの」と ドロドロになってしまって 母子3人とも その場で白黒つけたいタイプなのでたいへんです。
 足りないものが いっぱいあるんでしょうね
Posted by bana at 2012年06月12日 10:08
無反応、大事ですよね。
家の小僧もいろいろな興味を持って、
たくさんの行動をとるようになってきました。
その行動が、注目か自己刺激かの判断を迷う
こともよくあります。
失敗を恐れずに注意深く行っていきたいと
思います。
少しずつでも子供が成長してくれることは、
親にとって最高の強化子ですよね!
Posted by たいぱぱ at 2012年06月12日 21:52
◇banaさん
はじめまして。
「無反応」だけでなく、どんな対応も、お子さんのタイプに合わせてカスタマイズが要りますよね。
お子さん達は「事前に指示を出してそれに従えたら評価する」が効くかもしれませんね。
(これも、細かいやり方やコツがあります。)
ルールに従うのって、めっちゃ大事ですもんね~。

◇たいぱぱさん
機能をちゃんと見分けて対応しないと、ですよね。
特に、機能が感覚の場合は、ホントに減らせなくて、嫌になります。
でも、諦めず、ちょっとずつですよね♪
Posted by こうまま at 2012年06月12日 23:15
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