携帯メール事始め

私の「携帯でんわ」歴は9年前に始まる。

渡米前
ちまたで「携帯電話」を使用している人は殆どいなかった。

1997年・秋・渡米
駐在中は頼れる人も少ないので、大抵の駐在員とその妻は携帯を持つ。
ご多分にもれず、私も初の携帯電話を所持。
当時の携帯は液晶画面はなく、小型のトランシーバーみたいな感じだった。
それでも、すごい時代になったものだと感心した。
そして4年。
その間、アメリカの携帯電話は殆ど進化せず、1行10文字くらいのディスプレイ画面がついたくらいで、メール機能はなかった。(今はあると思うが)

2001年・夏・帰国。
町中にあふれかえる携帯を持つ人々。

私も主人も呆然とした。
一体この異様な世界は何なんだ???

だって、道行く人々や電車を待つ人、皆携帯で話すのではなく手のひらの上でピコピコやっていたのだから!!

私もこう父も、もちろん帰国後スグに日本のすごく小さいのに画面はでっかい綺麗な携帯を購入した。
しかし、
我が家は携帯圏外であった。
その時点で、私にとって携帯電話は外出中に家族と連絡を取る際にだけ使うモノであった。
しかも、こうくんが在宅となり24時間ベタ付きとなった私に携帯メールを打つ時間も必要性もなかった。

2002年4月
こうくん養護学校入学。
クラスの母同士で携帯番号&メールアドレス交換がそこかしこで行われていた。

すっかり時代に取り残されていた私は、携帯番号をスケジュール帳に記入して大笑いされてた。
だって、登録の仕方知らなかったんだも~ん。
もちろん、メールなどトンデモナイ。

左手の親指などという、およそ普通の生活では最も使用頻度の低そうな指を信じられないような速さで動かしてメールを打つお母さん方をうっとりと眺めていた。

あれから5年
その間、私が初対面の方に名刺をお渡しする際
「自宅は携帯圏外ですので、9時~4時は携帯へ、夜7時以降は自宅へお願致します。どちらも繋がらないときは圏外の山道を頑張って走っていると思って下さい」と申し上げるのが常となった。
大抵つかみはOK(笑)となり、大いにこの携帯圏外な状況を利用させて頂いていた。

2006年11月
Z小学校前の農道にドコモの基地局が設置され、ついに我が家も「携帯圏内」となった。

家にいながらにして、携帯が鳴る。
ジュピター♪が私を呼ぶ。
ゆ~がった・めいる♪と私を呼ぶ。

kennai1.jpg

私の携帯生活は、今、本当のスタートを切ったと言っても過言ではない。
今まで、携帯の便利さ&有用性の10分の1もあやかっていなかったのだ!

頑張れ、私の親指。

追伸
「こうままからこんな時間に携帯メールが届く時代が来るなんて。長生きはするもんですな。ひひひひ」
と送ってきたA氏。
大量の携帯メールを瞬時に(私には瞬時に思える)送ってくるこの方に、失礼のない間と量でお返事出来る日を目指し、精進します。

あ、今日は「保留」のメロディが流れる機能を知りました♪
昨日は、来たメールのアドレスを登録する方法を知りました(今頃かいっ)

この記事へのコメント

  • まあくんママ

    おはようございます♪
    私の住まいはずいぶん前から携帯圏内なんですが(^^ゞ、受信専用の携帯から最近メールを受け取るようにしました。
    メルアドを教えるときも、「すぐには返信できませんから」と付け加えるくらい携帯メールは苦手です。
    しかも「不携帯」なので、機能を十分活躍させるまでまだまだ時間がかかりそうです。
    家電のほうがよほどつかまる私・・・
    時代の波にもうずいぶん乗り遅れてしまっているようです(^^)
    2006年11月23日 08:21
  • こうまま

    お仲間がいて嬉しいです~~~。
    私もこれまで「不携帯」い上にすぐ置き忘れるし、充電してなくて電池切れてたり・・
    なので、今回は目立つ真っ赤な携帯にしました(笑)
    すごく便利だということを知ってしまったので、もう戻れません!!
    2006年11月23日 17:55
  • あらい

    わはは、わはは!あらいのブログはアップが可能。各投稿は平均1500文字。これを ほぼ毎日続けることにより、携帯メールのスピードは人々の想像を超えるスピードを得たのである!精進したまえ!

    と、偉そうにいっておりますが、先日ブログ写真の意味合いを こうままにレクチャー頂いたばかりの あらいでございました・・・。

    まあ、どちらにしろ、これからはお互いに時間を気にせず連絡取り合えますなあ。
    やはり!長生きは するものですなあ。ひひひっ!
    2006年11月23日 18:02
  • こうまま

    携帯からブログ更新・・(遠い目)
    携帯でブログ見れることを3日前に知ったばかりでございました。
    精進致します。
    2006年11月23日 22:51

この記事へのトラックバック