2012年10月04日

困ってるAさんの支援を考える時間がない???

本日、東三SELP「発達障害研修3回連続講座」の2回目。

1回目の記事はコチラ→【本気度】

tousanS2-1.JPG
今日も施設長と若手スタッフのペアで28名の方が参加して下さいました。

で。
宿題は「現場に戻って、他のスタッフと一緒に特性と強みをシートに書いてくる」というものでした。
この研修の目的が「現場で活かす」なので、
利用者さんの「困った」を話し合うカンファレンスの場で、チームで考えて頂くのが目的でした。

んがっっっっ。

私の「どんな風に話し合いましたか?」の問に対し
もちろん、チームで話し合ってシート記入した事業所もあったのですが
「担当している人たちが一堂に会することがないので、1人1人に聞いて回った」
とか
「時間がなくて話し合う時間は取れなかったので、資料をコピーして書いてもらったのをまとめた」
など
カンファレンスの「場」さえない状況が浮き上がってきました。

今日は
「特性に配慮して強みを活かして支援計画を立てる」というテーマで
カンファレンスやスタッフミーティングの場面設定でグループワークをしていただいたわけですが
そもそも、現場にその「場」すらないのかもしれないのです。

障害のある方を支援している就労系の事業所で
Aさんが困っています(困った行動をしています)と言う時に
それを話し合える「場」がないって、どういう事なんでしょうか?
みなさん、どうやって日々の「支援」をされているのでしょうか?
想像できません。

どうか、どうか。
Aさんを支援する人達が同じテーブルに座って話す時間を確保して下さい。
いや
座ってなくてもいいです。(私ととよっちは立ったまま激論!!ってことが多いです)
Aさんの支援についてチームで考える場と時間を作って下さい。

<追記>
主催者側である長坂さんがブログにアップされた記事。
【残念なこと!?第二回東三セルプ発達障害セミナー】
ものすごく勇気ある発言だと思います。
尊敬します。

posted by こうまま at 20:36| Comment(11) | TrackBack(0) | オピニオン | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わかります!
って言っても私の場合は老人系の施設ですが…。

その人にとって必要な支援を話し合う時間は無くても、問題行動についてグチる時間はいっぱいあるんです!!(涙)

せめてお給料もらって働いている時間くらいは
破壊的な創造をするよりも、建設的な創造力をもって話し合いたいものです…。
Posted by はるかか at 2012年10月04日 21:40
◇はるかかさん
なるほど!!そうなんですね。

問題行動について愚痴る時間があるなら、建設的に支援内容考えたらいいのにね~。

今回の研修はその「建設的に考える」方法をお伝えする内容なので、やり方さえわかれば誰でもできると思うんです。
まずは、「も~あの方いや~」と愚痴ってる時間を「あの方への対応、どうしようか?」に変えることからですかね。
Posted by こうまま at 2012年10月04日 22:51
コウママさま
ご無沙汰してます

思うのも愚痴るのもご自由に…
でも、我が子が愚痴られてるだけで、将来の事を考えた支援を受けられず、対策もなく、ただ愚痴られてるだけだとしたら、悲しいな。・゜・(ノД`)・゜・。
幸いな事に、自分は、良い方に恵まれてるけど
Posted by MASA at 2012年10月04日 23:05
お邪魔します。
支援を話し合うか、相手のできなさを愚痴るか、ベクトルの持ち方の違いって本当に大きいですね。
主に前者が前の学校で(毒)後者が今です。
でもこのことは、その場に一人スーパーマンがいれば良し、ではないのでしょう・・・。ポジティブにチームで支援を考えられる施設、職場、学校が少しでも多く増えることを願っています。
Posted by ウリカエデ at 2012年10月05日 00:42
昨日の研修の振り返りで、互いに「残念なこと」として感じたこと、『辛口(というよりも当然の指摘)で良いので、ぜぴアップをして下さい。』とのお願いに、講師として率直に応えて頂き、本当にありがとうございました。

私もとても残念でした。
3か月もあったのに…。
でも、これが老舗の日中活動系事業所(旧授産施設)の実情だとしたら…。

言い訳と偽善と取られることを覚悟で、ひと言だけ私の思いを書かせていただきます。

今回の「残念なこと」は本来、私が研修会の閉めの挨拶で言及しなければならなかったことだと思います。しかし、これはどうしても現場の職員さんだけの問題ではなく、その事業所の体質、もっと言えば施設長(管理者)さんの考え方によるところが大きいのではないかと思います。

だから、次回の東三セルプ施設長会へこの案件を持ち込みます。通じるか、否かは、やってみなければわからないので、まずはそこから始めます。

ところで、グループワーク、私のグループの若手二人の意見はとても素敵でした。
事例で問題行動だとしていることを、「なぜそれがいけないこと?!」と、それは事業所や職員の都合ではないかと、あらためて問いかけていました。

こんな意見が通る事業所になったら素敵ですね。
というよりも、それがスタンダードですよね。

だから、トップが変わらなければ…、組織は変わりません。
Posted by 長坂 at 2012年10月05日 13:25
◇MASAさん
お子さん、お顔ダイジョブですか~。
子どもの事を支援者に愚痴られるのって、親としては耐えられないですよね。
そういうデリカシーのない支援者(支援者と言えないかも)には子どもを触って欲しくないって思います。

◇ウリカエデさん
できないこと、わからないことを無理矢理やらされることの多いこうくん。
お互い、耐え難きを耐え・・・ですね。

◇長坂さん
勇気ある発言、尊敬します。
やはり、理念と信念を持ってぶれないことが大事だと感じます。
私もそうありたいと思います。

私も若手スタッフの柔軟でステキな発言に救われました。
変わると信じて頑張りましょう。

Posted by こうまま at 2012年10月05日 21:26
済みません、先のコメントで文の前後関係が違っていたので訂正させて下さい;

×主に前者が前の学校で(毒)後者が今です。

○前者が今の学校で、主に後者が前(毒)です。

「困っている」ことを支援者?都合で捉えられ親(子も)が無理な支援(と言うか指導)に耐え難きを耐え、という経験を私もしましたね。
今息子の通う中学では、学級の先生がチームで前向きな支援方法を考えて下さっているので、感謝です。
前の学校でも素敵な先生は見えたし、また今後子どもが何らかのお世話になるであろう事業所でも、素敵な支援の方が増えていって欲しいですね。それがスタンダードになっていくことを私も信じていきたいです。
Posted by ウリカエデ at 2012年10月06日 21:42
◇ウリカエデさん
わ。そうだったんですね。
今が「良い」方で良かったです。
Posted by こうまま at 2012年10月07日 00:05
あらい自身も、法人の管理職、事業所の責任者、市の名が付いた相談センターの長であります。
誰のための事業所なのか。誰のための施策なのか。しっかりと伝えていきたいと思います。
Posted by あらい at 2012年10月07日 23:31
◇あらいさん
あらいさんは、法律がちゃんと読める方なので、そちら方面からの「根拠ある」アプローチを是非。

私は「親」なので当たり前ですが「子どもの人権を尊重してくれる」事業所を選びたいと思うわけです。
そういう事業所が増えて欲しいと心から願っているのでお受けしたお仕事です。
なので、最後までガンバリマス。
Posted by こうまま at 2012年10月08日 10:13
こうママさま

ご心配ありがとうございますm(_ _)m

回復に向ってます^o^
絶世の美女が台無しです。・゜・(ノД`)・゜・。
Posted by MASA at 2012年10月08日 21:47
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