個別面談を担当するスタッフが集まって
「積極的傾聴」の研修デス。
人の話を否定的に批判的に聞かないってのは当然ですが
「評価的に聞かない」っていうのが、とってもムズカシイ。
でも、
いいか悪いか、正しいか正しくないか・・・で聞いてるな~って人には
いいことしか言わないようになるものなので
「評価しない」で聴くって大事だな~って思う。
これって
『ほめる』子育ての落とし穴でもある「親にとって都合のいいことだけほめてると、親の顔色を伺って、親が喜ぶことだけしようとして、自分で判断できない子になる可能性があるかも~」って話に似てる。
その点
「ペアトレ」はさすがに良く出来てると思う。
ペアトレでは、ほめることを「肯定的注目」と言いますが
ほめる・励ます・感謝するといった言葉での注目だけでなく
ハイタッチや笑顔やハグなんかも入るし
何と言っても
「気づいていることを知らせる」「興味関心を持つ」「正しい行動に誘う」などが入っていることがスゴイと思います。
気づいていることを知らせるってすごく大事。
ちゃんと見てるよビームです。
私は、親御さん向けの勉強会で「行動のオウム返し(こうまま造語)」と言ってます。
ほめることに親子共に慣れていない場合でも、お子さんがやってる適切な行動、良い行動をそのまま言葉で表現することはできるし、子どもも恥ずかしがったり嫌がったりすることが少ないみたいです。
「食べてるね」「着替えてるね」「歯磨いてるね」みたいな感じ。
ばっちり「肯定的注目」になってますよね。
そういうことからはじめていくと、いい感じになることが多いみたいです。
この記事へのコメント
しまなみ
私には、大好きなお坊さんが二人、いるんですけれど、さすがというか、お坊さんは子育てをしたことが無いからか?コドモ・子育てについて、??なコメントが時々あります。
ほめると親の顔をうかがう、だからなるべく褒めるな、という意見が、二人には共通していて。
具体的な別のやり方としては、泣き叫んでいるとき、ぎゅっと抱いてあげる、とか、叱る代わりに交渉・説得する、とかがいい。・・・PDDの子は、抱くと怒っちゃったり、交渉や説得がパニックを引き起こしたりするから、そんなわけにいかないんだけどなあ。
どやがお褒め褒め教末端信者としましては、とても興味深い命題だと思いますので、また機会がありましたら、掘り下げて書いていただけると嬉しいです!
こうまま
一般的な「ほめる」は言葉でほめることが殆どだと思いますが、
ほめほめ教(ペアトレ)では、「ほめる=肯定的な注目を与える」なので、一般的な「ほめる」とはちょっとニュアンスが違います。
忙しくてもなんとかできる「注目」のオススメは、やっぱり「行動のオウム返し」でっせ~。
ぱき子
今日クラフトショップのトーカイにフェルトおままごとな材料を買いに行くと、コスプレの作り方の本が出てました。洋服はもちろん、着物とか剣まで。素材やプリントの仕方も掲載されていて、もちろんカラーで初心者にも分かりやすい工程でした。ぜひフォンちゃんに!と思ったぱき子でした。
しまなみ
でも、どうして、口で褒めるのと、{副作用}が異なってくるのか、私は、理論的に説明できないんです。動物行動学的に、というか?そこがもやもや。
読みかじりで、しっかり講義を聴いたりできないせいでしょうね。フルタイム共働きですので。(^^)
こうまま
おお。そんな本が!!!
ミシンの腕が磨かれるわね!
探してみよう♪
◇しまなみさん
口でほめるのと副作用が異なる、という事はないと思います。
「ほめ方」じゃないかなぁ?
ぱき子
フェルトのおままごと作成にお金かけちゃったし(笑)
サポ母
口で誉めるのとほめほめ教で誉めるのと何故『副作用』の違いがあるのか!?私もこういうのを考えるのが好きなんですが(^^)
子供に伝わる(受け取ってしまう)メッセージに違いがあるからなんじゃないからでしょうか♪一般的な言葉だけだと「すごい!」・「えらい!」・「1番!」・「いい子」というような周囲から評価される事をしたらいいというものだけが伝わりやすい気がします。
ほめほめ教は誉め言葉以外にも視線とかスキンシップとかいろんな要素が入っているので、人に見守られている安心感の中で自己決定して行動していく事の大切さをメッセージとして受け取っていきやすいのではないでしょうか!?そんな風に私は解釈しました。間違っていたらごめんなさいm(__)m
こうまま
へ~。
コスプレって私が思っているよりメジャーなのね~。
◇サポ母さん
「評価」っていうのは、「落とし穴」の一つだと思います。
やったことを評価するのは大事だけど、それをほめるか否かの基準にしちゃうとヤバイ気がします。
そして「安心感」は重要ですよね。
サポ母
佐々木正美先生も著書の中で「子供達の中に、母性的なもの(くつろぎ・安らぎ・安心感)が十分に与えられたあとにしか、父子的なもの(しつけ・教育・訓練)は働かない。この順番は決定的なものなんですね。」と表現されています。すごく納得しやすかったです(^^)
子供と親の支援てシンクロしている事が多いし、
『自分はいい子(ママ)でも、いい子(ママ)でなくても、見捨てられない安心感』は必要だしその中で自分なりに頑張っていけるんじゃないかと思います。
こうまま
良く耕された土地には良い作物が実る・・みたいな。
やっぱり、「丁寧な子育て」につきるかと。