蒲郡三谷で、地域性を活かした「干物」とか「みかん」とかを使って、地元密着~って感じのステキな日中活動を中心に事業展開されている法人です。
仕事終了後に集まったスタッフの方達にたっぷり4時間。
来月も2時間あるので、計6時間の研修です。
例によって
最初は軍手で作業の体験から。
実はこの体験について
昨年末に行った川崎の明石洋子さんのとこのあおぞら共生会のスタッフさんが、会報に下記のような感想を書いて下さいました。
感謝デス。
「指先が使いにくくて作業が大変・・」などという浅はかな予想をはるかに超越した、コミュニケーションの特異性をまさに実感する疑似体験だった。
「百聞は一見に如かず」ではなく「百聞百見は一体験に如かず」である。その後の講演が気持ちよいほど理解しやすいものとなったのは、私だけではないだろう。
で、研修ですが。
楽笑さんの研修担当Sさんに、事前に事例があれば上げて下さいとお願いしたところ
5人のスタッフさんから合計13の事例を頂きました。
全員自閉症の方です。
なかなか自閉度の高い方たちを支援されていることがわかり、わくわく。
で、その事例を研修開始直前まで読み込み
その方たちの困りどころに思いを馳せながら研修に臨みました。
なので
実際にワークで使ったのは13事例の中の2事例で、しかも、最後の1時間だけでしたが
それまでの5時間に、13事例の支援のヒントになる具体的な内容をちりばめたつもりです。
参加されたスタッフさんの感想に
・あの人のあの行動は、そのせいだったのか!とひらめいたり納得したりすることがたくさんありました。
・実際の事例を聞くと、○○さんのこういうところはココだったんだ~~~と頭に入っていきました。
・事例を交えた特性の説明が、実際に支援している方の「○○さんに通じる!」と思う部分がたくさんあり、ヒントになることがたくさんつかめたように思います。
とあったので、今回の試みは成功したかな~と思っています。
頭フル回転でとても疲れましたが・・・。
こうやって、現場でみんなで支援を考えていって欲しい。
思いつきや行き当たりばったりの支援ではない「根拠のある支援」を。
そう思います。
次回は、13の事例について、特性に配慮して強みを使った支援計画に基づく実践状況の発表になります。
私のこの6時間がみなさんにどう伝わったのかがわかる瞬間でもあります。
成績表をもらう子どものような気分です・・・・。
そうそう。
楽笑のスタッフさんたち。
入社後間もない方もいらっしゃったのですが
どの方もきちんと名刺交換をしてくださって
職員研修が行き届いているな~と感心しました。
見習わねば、です。
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