自転車で行ける範囲にスーパーも郵便局もありません。
田んぼと畑以外、本当に、な~~~んにもありません。
なので
この地域に住む子どもたちは
最寄りの名鉄の駅まで車で30分かかるので、高校に通うためにも家族が駅まで送迎です。
友だちと映画やショッピングに出かける際ももちろん家族の送迎が必要です。
「北の国から」のほたるが看護学校に通うために毎朝駅まで送ってもらっていたのと同じ感じです(若い人は知らないか~)
フォンも、ずっとそうやって育って来ました。
私ら夫婦だけでなく、じじ&ばばにもいっぱい手伝ってもらいました。
こうくんを養護学校に送っている私にはフォンの送迎は無理な時間帯も多かったので、じじ&ばばがいなかったら今の生活は成り立たなかったと思います。
多分
歩きや自転車でバス停や駅に行ける人には想像できない生活だと思います。
(そのため、こうくんの外出支援に関しては、長らく市の理解を得られませんでした。)
なので。
この地に住むモノにとって「車」は必需品。
車は大人1人に1台がここでの「当たり前」です。
この4月からフォンが女子大生になります。
大学に通うためにはとにもかくにも「免許」が必要!!!
ってことで
この2ヶ月、家族全員で協力しまくって自動車学校への送迎をし
ついについに
昨日、免許ゲット。
入学に間に合った。
でかしたフォン!!
本当に本当に嬉しい~~~~~~~。
フォンもこれからは、自由に出かけられるのです。

フォンの車は、私が乗っていた赤いコルトを5万円で払い下げ。

私はカシスパープルのミラージュを買いました!
めっちゃ可愛い♪
4日から始まる大学に向けて
本日より、特訓開始。
競輪選手が特訓に来る急傾斜の山道をエンジンブレーキかけて降りるスキルや
ものすごい急カーブの坂道を登るスキルや
後ろから速い車が来たら上手によけて道を譲るスキルが必要なのです。
(高速教習なんて要らないから、山道教習してくれ~って感じ。)
助手席で指導するのはもちろんこう父。
実は、私の25年前の初乗りの助手席はこう父でした。
坂道発進の猛特訓で泣きそうになったことを覚えています。
フォンの運転は「アナタよりかなりマシ」だったらしいので、きっと大丈夫。
もう一息だ、頑張れフォン&こう父!!!!
この記事へのコメント
あめゆ
こうまま
我が家は日に数本ある路線バスのバス停まで行くのにも送迎がいります。
歩けないし自転車も無理(一般人は帰り登れない)なんですよね~。
どんだけ山奥かって感じですよね。
免許なしで生活できるって想像できません~。
mio
大人になったら都会に住むんだ!ということばかり考えて生きてました(笑)
フォンちゃん車を運転する年齢になったんだ…
ご家族のみなさんの負担も減り、フォンちゃんの世界も広がりますよね。
楽しい大学生活を(^^)v
こうまま
そうなんだ~。
やっぱ、田舎は自然が一杯でいいけど、交通は不便だよね。
うちの坂も原付ならバス停まで15分くらいで行けるかもしれないけど、下りも上りもキケンすぎるのよ~。
頑張って練習して、往復できるようになってほしい。