2013年06月24日

合理的配慮

昨日は一宮市で行動援護従業者研修でした。
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定員40名、めいっぱいの参加。
一宮は樫の木福祉会さんが会場を提供していて、今年で5回目の研修。
私は3回目から講師をさせていただいています。
で、今回は1コマ目である行動援護の理念と背景をこの研修の仕掛け人であるゆんたく野崎さんがお話しされました。

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野崎さんは入所施設やヘルパー事業所を経て現在は相談支援をされています。
地元で必要な支援を地道に丁寧に作ってこられた方です。
実践されてきた方の言葉はリアルです。
その野崎さん
「障害者基本法」をきっちり押さえてお話しされました。

そう。
23年に改正された「障害者基本法」では
「必要な合理的な配慮がされなければならない」と規定されています。
だから
昨年10月に施行された障害者虐待防止法にも「合理的配慮が欠けていたら虐待」と明記されているし
先日成立した障害者差別解消法でも「障害に応じた合理的配慮」を求める内容になっています。

で、
自閉症の方の場合
この「合理的な配慮」をするための方法が
行動援護授業者研修の肝でもある「障害特性に配慮した支援」になるのだと思います。

だから
保育園でも学校でも職場でも障害特性に配慮した支援が求められるのです。
「うちは保育に欠けるお子さんを保育をするところなので、療育はしません」とか
「配慮がいるなら特別支援級へ」は通用しないってことです。
ましてや
療育機関や特別支援学校や福祉事業所等で特性に配慮した支援がなされないなど、あってはならない事です。
出来ていない場合、管理者の責任が問われますし、虐待通報されてしまう可能性もあります。(自戒&自制)

障害者基本法は「全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら強制する社会の実現」を掲げています。

「分け隔てない」社会。
そんな社会が実現したらホントにいいなぁぁぁぁ・・・・。

午後の講師をしながら
午前中の野崎さんのお話が耳に残って
色々なことを思って考えた1日でした。

posted by こうまま at 21:22| Comment(2) | TrackBack(0) | こうままのお仕事 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こうままさんから得た生きた知識を、
あとは、行動を積み重ねることですね。
続けていけば、きっと身につきます。

ありがとうございました。
また来年もお願いします。

ゆんたく 野崎
Posted by ゆんたく 野崎 at 2013年06月24日 22:56
野崎さん
こちらこそ、本当にいい刺激を頂きました。
「法的根拠」って大事ですよね!
苦手分野ですが、自分の子どもを守るために、頑張って勉強しようと思います。
Posted by こうまま at 2013年06月25日 18:08
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