4年前、むそうの戸枝さんが国交省の推進事業で行動援護対象者向けのホームを作るとお聞きして、いてもたってもいられず、東京やら奈良やらまで出かけて勉強させてもらっていました。
東京では小林信篤先生や山口久美さんなどから1人1人に合わせたお部屋にしていくまでの過程を教わり
奈良ではセキスイさんの巨大なショールーム施設(?)で「人に合わせた住環境」をたくさん見せていただきました。
ホームを作ると手を挙げた事業所でのアセスメントの様子や改修の図面なども見せていただきました。
そして、各地でモデルとなる「行動援護ハウス」が作られました。
その過程をずっと見て来ました。
2009年「ビバ・セキスイ」
2010年「行動援護環境研究会キックオフ」
2011年「各法人で3~4人」
アメリカから帰国した12年前
住むことになった主人の実家は古い純日本家屋。
こうくんにとってはあまりにもキケンが一杯で
常に見張っていないとエライコトになってしまうので
このままではとても生活できないと判断し
「こうくん、やれるもんならやってみろ2LDK」の増築をした我が家。
キッチンは鍵付きのセミクローズド
窓には鍵付き木の格子
ロッカーや棚はことごとくビルトインで鍵付き
テーブルも固定・・・
この2LDKのおかげで
わたしたち家族は何とか暮らしてくることができたし
こうくんも、いろいろ学べたのです。
ハードは本当に大事です。
(参考記事:ロックな我が家)
だから
私は
「行動援護ハウス」に勝手に思いっきり入れ込んできたのです。
で、昨日。
半田むそうで
戸枝さんから「何を支援するのか?」をじっくり学び
セキスイの社員さんから『感覚の特異性』とか『衝動性・転動性』『空間の整理統合の困難さ』などに対応した住環境の整備についての実例を教えて頂き
久々にうんぷうの味噌ラーメンを頂き
改修した3箇所のホームを見せていただき
最後はみんなで輪になってフリートーク。
参加者の質問に戸枝さんやセキスイさんがお答え下さいました。
戸枝さんの
「働く場所と住む場所のどちらかしか選べないとしたらどちらを選ぶ?」という問いかけは深い。
何とも贅沢なセミナーでございました。
父親部のみなさん
いつも、ステキなセミナーをありがとうございます。
企画から打ち合わせなど中心で準備してくれたカイパパさんありがとう。
全国に
「1人1人に合わせたお部屋」のあるホームができる日を夢見て。
【参考記事】
ふわりhp「元気が出る『行動援護』の話し~外出支援からホームでの暮らしまで~」
とえださんブログ「行動援護ハウス建設をはじめます」
この記事へのコメント
masa
昨日はお疲れ様でしたm(_ _)m
親だけが、張り切ってやっていた自分が恥ずかしいくらい、いい話と見学ができました^_^
本人に合わせて、かつ集団生活できる環境整備…理想です
こうまま
お疲れ様でした~。
とっても刺激的で楽しい時間でしたよね!
餅は餅屋。
お願いできることはプロに任せて、親は親にしかできないことすればいいんだなって思える瞬間でしたね。