ステキすぎるインタビュー

先月、人生初の「インタビュアー」を経験致しました。

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NPO法人ゆう10周年記念企画第二弾、12月14日のコンサート&トークの第一部で、豊川市在住の自閉症の方3人がピアノ演奏をしてくれるのですが、そのピアノ指導してくださっている先生へのインタビューです。

実は、もともと先生へのインタビューは企画にはなかったのです。
3人に演奏してもらうにあたり、先生に協力のお願いに行ったのですが、
その際の先生のお話しが、あまりにもステキで。
私と事務局ノリ姐は、もう、大感激してしまったのです。

それで
「たくさんの方に先生のお話しを聞いて頂きたい!!」ってことになり
改めて、インタビューをお願いすることになったのでした。

で。
インタビューなどしたことのない私。
撮影をお願いしたベテランカメラマンさんにコツをお聞きしたら
「こうままさんてば、そんな事も知らないの~?って観客が思うくらい」というアドバイスを頂きました。

なるほどぉぉぉぉ~~。

おかげさまで、めっちゃすっとぼけたインタビュアー・こうままになっています(劇爆)
いや~
やっぱり、何にでも「コツ」ってあるんですね。
知ってる方に教えてもらうのがイチバンです!!

先生のお話し一つ一つが本当にステキで。
例えば、個性的な自閉症の人たちにどうやってレッスンしているのかとお聞きしたら
「Hさんは弾ける曲を私に聴いて欲しい方だから、30分のレッスン時間の25分はHさんが好きな曲を弾くんですよ。で、残り5分で私がやって欲しい事を頑張ってもらう。ギブアンドテイクですよね。」とか
「A君は、頭にいっぱい音楽がある。でも、それを自分の手では上手く表現できないから、ちがう~、またミスタッチした~~~って嘆き悲しむんです。なので、そうなったら、しばらくは悲しんでもらって。さてこれしましょうって感じでやるんですよ。」とか。

先生の言葉一つ一つに「愛」があるんです。
自閉症の方に寄り添って、そして、彼らの力を引き出してくれているんだと感じました。

本当にうっとりするようなステキなインタビューが撮れたのです。
撮れたのですが
何しろ、もともと予定にはなかったモノなので
枠が5分しかありません。
でも
インタビューは40分もあるのです・・・・

という訳で
B-1グランプリで沸くこの週末。
本部事務局は交通規制区域内のため近寄れないので
豊川の「はずれ」にあるひまわり園でDVD編集会議となったのです。
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悩むとよっち&のり姐
本当に、どこもカットできないくらい、素敵なお話ばかりなのです。
私は、途中で気分が悪くなってコーヒー入れに逃亡するくらい煮詰まってしまいました。
だって、「カット」するって、捨てることですよね。
もともと自閉症とは縁もゆかりもない方が
こんな素敵な考え方をしてくれているってことを
みなさんに聞いてほしい、知ってほしいのに。
どこも捨てられない!!!

あれこれみんなで悩んで
でも、「コンサート&トーク」なんだから。
インタビューは5分間分取り出して流すことにして
コンサート終了後に40分全編流して、見たい方に見ていただく。
インタビュー内容を全部記事にして印刷して配り、読みたい方に読んででいただく。
で、何とか心の決着(?)がつきました。

当日は
3人の演奏と先生へのインタビュー動画
まりぃずの演奏
小柳親子の演奏&トーク
絶対素敵な時間になると思いますので、みなさま是非お誘い合わせのうえ、お越しくださいませ♪
こうままのすっとぼけ動画ももれなくご覧になれまっせ~(爆)

詳しくは、下記チラシ&出演者紹介をご覧ください。
12.14コンサート.pdf
12.14出演者プロフ.pdf

この記事へのコメント

  • AS児の母

    時間が遅くなっても、私は40分全部みたいです。
    当日はコンサート終了後も1時間残るつもりでいますね。
    楽しみにしています。
    2013年11月10日 15:08
  • こうまま

    ◇AS児の母さん
    ホントですか!!!
    ありがとうございます。

    こちらの企画ミスなんですが
    そう言って頂けて嬉しいです。
    是非とも多くの方に見て頂きたいです。
    親も家族も元気になれるし、支援者にとっては学びがある内容だし、一般の方には「なるほど、そんな風に考えればいいんだ」と感じてもらえると思います。
    2013年11月10日 18:38

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