2013年11月17日

やっぱり、甘くない

昨日は、月に1回の「行動援護」でヘルパーさんとお出かけ。
外出支援は4ヶ月ぶりに先月ようやく再開できたばかりで、まだまだ不安だらけです。
【参考記事:リベンジ】

今月は「公共交通機関でお出かけ」に再トライ。
とよっちが、焦ってはダメだとしつこく言うので
先月、私と出かけた時と全く同じコースでヘルパーさんと出かけてもらう事になりました。
【参考記事:電車&外食】

先月の私のアセスメントであがった課題(支援が必要な部分)は、自販機とペットボトルに注目しすぎることでした。
で、ヘルパー大ちゃんが事前にFaxしてくれた支援シートには「出かける時はペットボトル1本。改札後お財布提示で自販機で1本購入後、持っていたペットボトルは捨ててもらう。」と書いてありました。
こうくんの「お財布を見て買うことが分かる」「プットインが出来る」という強みを活かしての支援計画になっていました。
支援は、まずは強みを活かしてやってみて、結果を見てまた考える、の繰り返しです。

果たして。
以下、大ちゃんからの報告によると・・・・

行きはとってもスムーズで上機嫌。
改札もOK。自販機でペットボトルのお茶を購入し、持っていたペットボトルも捨てることができた。(←計画通り。スゴイ。)
電車内、徒歩、マックでも落ち着いており問題なし。
んっがっっっ
帰り、電車を降りた瞬間
自販機のゴミ箱(行きに自分がおペットボトルを捨てたごみ箱)に突進し、
大ちゃんの制止を振り切り、無理矢理中のペットボトルを取り出そうとした。
大ちゃんが持っていた予備のペットボトルには目もくれず、制止すると激しく怒る。
交渉&格闘すること数分。
ペットボトル3本を持って改札を出たが、不穏な状態で支援終了。

大ちゃん曰く「事前予測が甘かったです。行動支援シートに詳しく書いて報告します。」とのこと。
去年のこうくんだったら、何のモンダイもないフツーの余暇支援なのに。
いろいろ考えて事前準備してくれたのに、うまくいかなくて、本当に申し訳ない思いでいっぱいです。。。

甘くない。
ホントに、甘くない。

Facebookで流れてくる写真を見ていたら泣けてきた。
天気の良かった今週末
あっちこっちお出かけしてる様子や
紅葉やイベントやお食事や・・・・
みんなが「秋」を満喫しているのを見て
悲しくなってきた。

電車でお出かけ。
10年以上、ずっと練習して経験を積んできたのに
ちょっとずれただけでこんなことになっちゃう。
たった2時間弱の外出ですらこんな状態になっちゃう。
いいな~、みんな。あちこち出かけられて。
家族で旅行なんて、もう何年も行ってないな~。
あ~あ。

なんでゴミ箱あさるんだよ・・・。
も~、ホントやだっっ。

毎日、毎日
お風呂に入る前にお片付け練習してきたじゃん。
ゴミ箱に捨てる、自分のロッカーに入れる
をやってきて
要らないモノはゴミ箱
明日も遊びたいモノはロッカーって
ちゃんと、区別できてたじゃん

なのに
なんで、ゴミ箱のペットボトルを出しちゃうんだよ・・・
丁寧に丁寧に
こうくんがどうやったらわかるか一生懸命考えて
少しずつ、少しずつやってきて
ちゃんと出来るようになってたのに。

くそぉ・・・
いい感じにまっすぐ育ってきてたのに
力で押し切ることを誤学習させちゃったのは誰だよっっ

ダメ、ダメ。
そんなこと考えても意味ない。

恨んでも何もいいことないし
愚痴っていてもこうくんの行動はよくならない。

過去なんかどうでもいい。
「今」を見つめて
何ができるのか
どうしたらいいのかを考えるんだ。

そうだ。
冷静になれ、ぢぶん!

こうくん、記憶力が良くなっているんだ。
以前より見通しがつくようになって、
同じ駅に戻ってくることもわかってる。
これらは強みでもあるけど、配慮しなきゃいけない部分でもある。

「ごみ箱」ってこうやって使うものなのよ、ってことを今のこうくんに合わせて教えてあげないとイケナイ。
ペットボトルの量の制限をしないとイケナイ。
こうくんが今わかっていること、出来ることを使って。

家で
事業所で
外出先で
同じように取り組んで、行動を修正していくんだ。
今、それができる環境にあることをはすごく貴重で幸せなことなんだ。

先日も、レインボーはうすで「他人のお茶も飲んでしまう」行動に対し、こうくん専用のコップを用意することで「他人のお茶に手を出さなくなった」という報告があって、良かった~って思ったばかり。
女の人の頭のニオイを嗅ぎに行っちゃう行動の消去にみんなで取り組んでくれている。(なかなか難しくて、ただ今、暗礁に乗り上げているけれど・・・苦笑)

ちゃんと一緒に考えて支援してくれる人に恵まれているんだから
過去は振り返らないで、前だけ見て、頑張ろう。
こうくんの豊かな未来のために。



posted by こうまま at 13:47| Comment(16) | TrackBack(0) | 子育て・子育ち | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お疲れ様です。
しんどいね。
悔しいね。
本当に数年かけて積み上げたものは一瞬で崩れるのに、やんなくていい行動は速効インプット出し、タイミング一つ間違っただけでワヤワヤだし・・

きらがこうくんぐらいのころ?
トイレの便器に手を突っ込んで水遊びをすることがあって・・・・。
今までやったこともなかったのに~って焦って、男性トイレに「いってらっしゃい」ができなくなって・・
そのあと
トイレの水を流して、タンクに流れる水で手を洗う、水遊びをすることが強固なこだわりになって・・・
あの手この手で静止しても無理で、もちろん身体を張ってもすっ飛ばされるし、そういうときって目が狂気にん満ちているし・・・。
すっごいしんどかった・・・・
そのこだわりに対しては外鍵対策をしたんだけど、それだけでは「あけろ~」って狂気の目があるから、「気をそらせる」どの甘えに必ず私が仁王立ちとか、それと並行して弱いこだわりを崩して、いい感じで流れていた日常が、実はパターン化の強化になっていたときがつき、少しずつパターン崩しなどなど・・・

今回のこと、前の大きな置き土産だよね。
この置き土産、次の置き土産を残させない環境にすればいいんだよ。
今の環境での沖土産はステップアップのチャンスなんだよ。チームこうくんのステップアップだよ。
それがいずれは親から離れても社会に適応しつつ「らしさ」を忘れずゆったり過ごせるかてだよ。

でも、しんどいよね。
くやしいよね。
だからいっぱい泣いて、愚痴って・・・
それってとっても大切なんだと思うから・・・
ふんばれ!!
ちーむこう!!
ふんばて!!
チームこうヘッドコーチこうまま!!
Posted by きらママ at 2013年11月17日 19:46
◇師匠
ありがとうございます(号泣)
がんばります。
Posted by こうまま at 2013年11月17日 19:59
泣きたい時は、一緒にいっばい泣きたい位です。前向きな姿勢は、とても素晴らしい事です。嫌な事は、もうすぐ忘れやすくなりますから、私たちね。でも休憩は、忘れないで下さい。こう君の成長が楽しみで、ブログいつも盗み読みしています(笑)こう君を守れのタイトルは、私も親として、共通の思いがあります。支援の視点については、いろんな方の考え方が合わさって、共通認識が持てるといいね。最後に、口下手な私ですが、こう君にとっても、めちゃくちゃ、めちゃくちゃ大好きなお母様なんだと想う。だから、こう君は、めちゃくちゃ幸せ者の息子なのかなぁ。
Posted by 西村友美 at 2013年11月17日 20:42
◇西村さん
ありがとうございます。

悔し涙はもう一生分流したと思ったのに、まだまだ残っているんですね。

Posted by こうまま at 2013年11月17日 22:04
こう言った、こうママ様の率直な気持ちを吐露した記事を拝読する度に、日々格闘し、時たま落ち込んでいるのは自分だけじゃないって安心(?)します。そして最後が前向きな決意で締めくくられる点にいつも励まされています。何年か後に読み返して、あぁこんな事もあったね…と懐かしく思い出せる日が来ることを信じてお互い進みましょう。
Posted by libra at 2013年11月17日 23:25
前に私がそんなだった時、こうままが「泣いて、泣いて、次です。」って励ましてくれた。うれしかった。
そして、本当に少しづつ「次」は来たよ。
だから今度は、私が言うね。

「そんなときは、泣いて、泣いて、次です。」
Posted by きっしー at 2013年11月17日 23:47
誤学習してしまってから、戻すことは本人や家族にとってものすごく大変なことを知っていて欲しいです。
本人や家族はその場だけの対応では終わらない。ずっと続いていることを。

すみません個人的な思いですね。
自分は偉そうなこと言える立場じゃないけど、大変さを知っているから気をつけることができるんだと思う。

上手くいかないことは上手くいった時の喜びに繋がるはずです。
こうママが笑顔になれることを祈ってます。

Posted by ゆうママ at 2013年11月18日 01:08
◇ libra さん
うん。
10年後に読み返して、懐かしく思い出す日が待ち遠しい!!!

◇きっしーさん
ありがとう。ホントに、ありがとう。
次はくるよね。きっとくるよね。

◇ゆうママさん
そう。家族はずっと続くんですよね。
やっぱ、その立場にならないとわからないことってあるよね・・・・
Posted by こうまま at 2013年11月18日 22:55
痛い、物凄く痛い・・・
痛いほどの「共感」で
いろんな想いでいっぱいになります。

皆さんの書き込みにもあるように
そのありのままの「母親」の気持ちを
こうままさんがそのまま言ってくださる事
それが本当に切実に
ありがたいのです・・・

先日もそんな想いをしたばかりで
小さかった頃より、ずっとずっと
周囲の視線の痛さを感じました。

このままここにとどまってちゃいけないと
充分すぎるほどわかっているはずだけど
落ち込まずにはいられないのです・・・



Posted by ななみ at 2013年11月20日 12:22
◇ななみさん
落ち込みますよね。
わかってるんだけど、落ち込みますよね。
落ち込んで
また
はい上がるしかないよね。
Posted by こうまま at 2013年11月20日 20:58
教師が生徒に力で制し、
生徒は、力で押し切ることを知った
(誤学習した)結果、父親も母親も、
その子を縄で縛って、
さらに暴力でおとなしくさせようとした事例を
知っています。
その子の母親は
、一緒に年中のころ療育施設に通っていたとき、
誰よりもその子のことを愛していたのに。

泣きながら,
自分をひどい母親だと責めて、
結局母親の精神が悪化し、
何年も施設に入っている
16歳のその子のことを思うとき、
学校ってなんだろうと本当に思いました。

その先生が私のこどもを担当したとき、
本当に誤学習をさせないために、
何度も学校に確認しました。

やっぱり、心を痛めている先生もいて、
守ってくれましたけど。
今現在も施設に入って
戻れないその子を思うとつらいです。

こんなに支援の方法が研究されている
現在の学校の現実です。

こうくんには、こうママさんという
知識も、仁徳も、タフな精神力もある
サポーターがいてくれて幸せです。

吉田友子医師も言っていましたよね。
解きほぐせない糸はないって。

ゆっくり、落ち着いて
前に進みましょう。
ゴミ箱をあさったのではなく
自分の捨てたペットボトルを
持ってかえりたかっただけかも
しれません。
何か気になるものを確認したら
それでよかったかもしれません。
うまく、捨てられたよと
報告したかったのかもしれません。

こうくんの内面の成長は限りないはず

私はそう思います。
だって、こうママが命かけて
一生懸命育ててきた少年ですから。



Posted by いっせいママ at 2013年11月21日 00:11
◇いっせいママさん
ありがとうございます。

こうくん、自販機横のゴミ箱をペットボトル保管箱だと思っているんですよね。
だから
それをリセットして、正しく教える必要があるんですよね。
わかってるんですけど、つい弱気になっちゃうんですよね。
「解きほぐせない糸はない」を信じて頑張ります。
Posted by こうまま at 2013年11月21日 18:18
ペットボトルに中身が入っていたのではないのですか?無理やり別のペットボトルにする意味があったのでしょうか?ずっと同じものを持っていてもよかったかもしれないですよね。
Posted by at 2013年11月25日 17:44
◇?さんへ
コメントありがとうございます。

こうくんは、空のペットボトルを手ではじくのが好きなので、中身は入っていないものを持ち歩きます。
自販機で買ったお茶も速攻で飲み干し、周りのプラスチックをはがして、持ち歩くペットボトルになります。(飲みたくなくても自販機に突進するのが今の課題になっています。)
空のペットボトルをありったけ持って遊ぶので、そのまま歩くと落としたりします。
それを力づくで拾いに行くのでとても危険なんです。

以前、ブログにも書きましたが、川に落としたら川に拾いに行くし、道路の真ん中にも拾いに行っちゃう。
もし、線路に落としたら大変なことになるので、安全に移動するために、ペットボトルを手に何本も持たない状況を作ろうとしているのです。

1本に制限するのは難しかったので、今は、一時保管用のエコバックに入れて持ち歩く方法を試みています。
日中の活動場面ではストックしておく専用棚を作ってくれています。
こうくんの状況を見ながら、日々対応は変わっています。
Posted by こうまま at 2013年11月26日 18:01
近くのお店で、あみあみのエコバック(?)昔の買い物袋みたいな、ハムの網みたいなのでできたカバンがあるのですが、見て確認したい人にいいなぁとみていました。もっとも、見たらすぐ出したい人には全く向きませんし、物の保管という意味では網なのでイマイチでしょうけど。
あと、甲子園球場のお土産(…。)で頂いた応援グッズに、ひもの両端に細いバットが付いていて、首から吊るして応援時にバットを叩く(説明が下手)があって、ああいう感じに持ち歩けるとまだ安全??
まずは燃えるゴミぐらいから、ゴミ回収をリアルでみてもらうとか?(ゴミ袋に詰める→収集に出す→ゴミ収集車がのみこむ→さようなら)
…そこに至った事態にはいろいろ思いがあられるでしょうが、こうまま様のような方でも試行錯誤されて今があるという事実は、いろんな人を勇気づけると思います。
Posted by ペンネ夫人 at 2013年11月27日 20:19
◇ペンネ夫人さん
コメントありがとうございます。
ヒモでつないで首にかけるというのはいいアイディアですね!!
リュックに結びつけられるようにするといいのかな。
キャップにヒモつけて、本体は替えられるように・・・
いろいろ考えてみます。
Posted by こうまま at 2013年11月28日 16:59
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック