2014年03月08日

祝・岩崎学園60周年

今日は、豊橋の岩崎学園創立60周年の集いに出席させていただきました。
60年・・・
戦後の混乱期に、行き先場のない子どもたちのための居場所を作ろうと私財をなげうって岩崎学園を作られた初代理事長のマインドを受け継いだ3代目理事長のスタイリッシュでスマートな雰囲気そのままの式典でした。

記念講演は姫路市総合福祉通園センターの宮田広善先生
「地域で暮らす、を支える発達支援」と題して、とてもストレートにシンプルに児童と家族への支援についてお話し下さいました。
今の「早期療育」の流れの中で、障害のある子どもたちにリハビリテーションを課し、心を育てることを置き去りにしててきたこと、地域理解を求めてこなかったことへの反省をお医者様として素直に話して下さったことに感謝と尊敬の念を持ちました。
私が帰国後に感じた「息苦しさ」の正体をまさにそのまま語って下さいました。

実は
岩崎学園は私にとって特別な存在です。
帰国後、どんなに探してもこうくんを受け入れてくれる場所はありませんでした。
最重度の知的障害のある自閉症の5歳児を抱え、私は文字通り途方に暮れていました。
児相や役所に詰め寄ると「あとは入所。ここまで重い子は入所の方がある意味幸せ」と言われ、茫然自失。
なんで、両親健康なのに可愛い盛りの5歳のこうくんを入所させさないとイケナイのか全く分かりませんでした。
でも、全く所属がないというのがとても不安で、岩崎学園を見学させていただいたのです。
岩崎学園で、こうくんは帰国後はじめて「人」として扱ってもらえたと感じました。
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建て替え前の岩崎学園玄関前で撮影した短期入所登録用の写真。
帰国後3ヶ月の時でした。
本当に困った時の保険に・・と登録し、結局練習で1回利用しただけでした。
それでも、この時の私にはこの「心の保険」が必要だったんです。

祝賀会はホテルアークリッシュ豊橋。
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レインボーはうすのお二人とご一緒させていただきました。
かずおメンタルクリニックのかずお先生も来られていて、地域理解に関して情報交換やら意見交換やらをさせていただけたりして、とてもいい時間を過ごさせて頂きました。

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フカヒレラーメン・キャビア・北京ダック・イベリコ豚の生ハム・・・
普段滅多に口にしない食べ物に狂喜乱舞のこうままなのでした。

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記念品は学園の農場で採れたイタリア野菜ルッコラで作った石けん。
箱も牛乳パックのリサイクル。
どこまでもおっしゃれ~。

60周年、本当におめでとうございます。
そしてありがとうございます。
岩崎学園のスタッフのみなさん
本当にお疲れ様でした。
今夜は、ゆっくりお休みになれますように・・・・

<おまけ>
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祝賀会会場のホテルアークリッシュホテルのトイレ。
空いているとこが一目瞭然!
こういうのを見ると、つい撮ってしまう悲しい性・・・

posted by こうまま at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | オピニオン | 更新情報をチェックする
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