
本日、子ども課の保育園担当の方とお話して
お母さんの目に触れる「保育園のしおり」や入園のてびきなどにある「障がい児保育」という表記を「個別配慮が必要なお子様の保育」に変えて頂けることになりました。
ここ数年来の案件だったので、めっちゃ嬉しいです!!!
正式な事業名は市の条例で決まっているので、変更は難しいらしいのですが、案内やちらしなどの表記については配慮して頂けるそうです。

豊川市の「保育園パンフレット」には「個別配慮が必要なお子様の保育」について「保育士の配置を手厚くした保育(加配保育)を行っています」と書いてあります。
なので、しおりやてびきもこの表現に統一して頂けりることになりました。

保育園一覧表などに多用されていた「障がい」の文字は「加配」に変更されます。

しおりの「障がい児保育」のところに書いてある文章もパンフレットと同じにして頂けることになりました。
下記のように変更されます。
<障がい児保育について>
障がい児保育は、心身ともに中軽度の障がいを有し、保育に欠ける3~5歳のお子さんを対象に、健常児とともに集団保育をしています。
↓
<個別配慮が必要なお子様の保育について>
中軽度の障がいをもつお子様や、障がいの認定や診断がない場合でも保育士が多く手を掛けた方が望ましいとかんがえられるお子様で、集団保育が可能な3歳児(年少)から5歳児(年長」が対象です。
しおりは27年度からになりますが(26年度はもう配布されているので)
手引きや一覧表などは順次変更して頂けるとのこと。
「他に『障がい児保育』と表記されているところを見つけたら又教えて下さい」とまで言って下さいました。
嬉しいぃぃぃぃ~~~。
今週末の児童発達支援合同説明会で配布される予定の資料にあった一覧表も差し替えていただけることになりました。
素速い対応に本当に感謝です。
こども課さん、ありがとうございます!!!!
この記事へのコメント
ゆうママ
障害自体をまだ受け入れられていない状態の時に、障がい児ですよあなたのお子さんは!と突きつけられているような感じがして、親としては辛いものです。
変更を受け入れて下さった方々に感謝です。
こうまま
障がいがあるとわかっていても「障がい児保育」と言われて分けられたらめっちゃ辛いですよね。
診断名はなくてもこの加配保育を受けている子もいるのに「障がい児保育」というのはあんまりじゃないかと思っていました。
豊川市の保育園パンフレットには「障がい児保育」ではなく「個別配慮が必要なお子様への保育」と書いてあったので、それを全部に使って頂ければと思っていました。
今日、それを伝える事が出来て、受け入れてもらえたのはとっても良かったです。
少しずつ、変わっていくといいな~と思います。
カイパパ
一番動揺している時に、傷に塩を塗るようなことはしないで。
時間を必要なだけかけて、少しずつ、わが子のことをわかっていく過程を大切にしたい。
そのために、「個別配慮が必要な」という表現は、親の気持ちに寄り添っていて、とても優しいと感じます。
豊川市子ども課さんは、この「言い換え」の意味の大きさを、もしかしたらまだ実感されていないかもしれません。でも、本当に、とてもすばらしい英断をされました。ありがとうございます!
本郷☆
保育所・幼稚園訪問で感じていること。
この時期の親御さんだからこその不安、迷い、揺れ。。。
言葉のイメージは本当に大きいです。
本当に凄い!!
愛媛県の相談支援専門員
「受容」を強要せず、そんな親御さんごとまるごと受け止めてくださる懐の大きさに感謝します。
豊川市、すばらしいです。
全国に広がってほしいです。
lessor
地元では福祉サービスの受給者証や申請書類から「障害」の文言を消してもらうことまでこぎつけましたが、それさえひと苦労でした。「あくまで制度上の名前だから」なんて言われて。
この言葉がどれほど「うちの子が他の子から分けられてしまう」という親の不安を増幅させて、必要な支援を遠ざけさせてしまうのか、理解してもらうにはまだまだ時間がかかりそうです。
打てば響く行政職員がいる自治体はうらやましいです…。
イチ児童精神科医
岡じゅん
全ての子どもが分け隔てなく、大切にされている。
市民の立場になって柔軟な対応をしてくださる市の職員の方々になら、安心して相談もできます。
愛知県のどこに住んでいても、こうあって欲しい。
豊川市こども課、ナイス!!
名古屋市 16軒のホームの雑用係り
長坂
東三河北部圏域からエールを送り続けるとともに、豊川市の動きが東三河全域に、さらには県下全域に広がっていくことを願います。
花島
後へ送れば送るほど、可能性も狭まり、本人、ご家族も大変なばかりか、公共のお金もかかっていくタイプのものです。
ここの入り口で動けなくなったり、義父母などにとがめられたりする人たちを見てきました。言葉一つでも大きいのです。拾いやすくする配慮ありがたいです。
荻野さん、豊川市役所の方々、ありがとうございます。
当事者の保護者として、自治体職員の端くれとして、このことの大きさをかみしめています。
たかの
これはすぐにでも全国に広げたい。広がってほしい。
「障害」という言葉の使い方はモノやコトの表現(表記)であって、人(児・者)を表現することに「障害」はおかしい、有り得ない、あってはならないと思ってきました。
このブログを、お一人おひとりのコメントを読ませていただいて、、実際には何万倍もの力強さを、効力を感じています。
これは全国展開していくにふさわしい素晴らしい出来事です。
豊川市からの発信を受け、是非いいことは素早く真似ることの出来る人、トコロが増えますように!!!
それが出来ないのは恥ずかしいことだとさえ思い感じてくださいますように。
どうぞどうかお願いいたします。
特別支援学校教員
就業・生活支援センター
これから子育てにのぞむ親御さんたちにとって、大きな力になること間違いなしです☆
ぜひこの情報を発信していただき、この動きが広まることに期待したいです!
しましま
私も『障がい』って、(ちゃんと説明もせずに)ひらがなにすりゃいいってもんじゃないだろ~と、ずっとモヤモヤしていました。なので、気持ちがとてもスッキリしました。(逆に、今までモヤモヤの解決策が見つからなくて、余計モヤモヤしていたのが、『あぁ、モヤモヤの原因はこれだったんだ!』って、はっきりした感じデス。)
権利条約批准をうけて、行政(制度)が具体的に動いているのを感じます。これから、世の中も大きく変わっていくのではと期待しています。
行政も長年の慣例で、その用語を使うことに疑問ももっていないし、気づいていないのだと思います。
あきらめず、小さなことから当事者の思いを伝え続けていくことが大切ですね。ガンバロ~
ペンネ夫人
おめでとうございます。(しみじみ)
こちら(どこ…)でもいろいろ言ってみるのですが
そもそもこの状況に「ひっかかる」立場のヒトがあまりいないみたいで、自立支援協議会とか相談支援の会議ですら「だめなの?何がだめなの?」雰囲気だったり…
(国が出してる支給決定の事務要領と問題の標記は相反するわけで、結果的に悪意なくても勝手に余所のお子さんをカテゴライズするだけの必要がある場合なのか何なのかという気がするとは説明するのですが)
自治体では「制度上の名前だから」に続き、
既成のソフトで印字するので、そこだけ直してもらうとするとオーダーメイドになり別料金かかるから予算なくて言えないんだよねぇぇぇと仰られます。
(なので、ソフト開発会社サンは「文言に配慮!豊川市モデル搭載」とか売り出すと売れるのかもしれませんが。ここみておられたらいいのですが…)
なのでもうやりとりに面倒くさくなったワタクシ個人周辺としては、国とか誰か印字を変更するおふれをトップダウンで出してほしいと先週投げやりに思ったところでした。
誰か… (それとも夫の異動を願うべきか…)
ごるご
昨日、地域関連協議会ってのに行ってきたけど、
子どもが障害児だと認められない親御さんには、特学も通級も難しい、話を聞いてももらえないと言ってたんですよ。
言葉一つなんですよね。
障害を障がいに変えるより、この方がよっぽどすばらしい。
こうまま
たくさんのコメント、本当にありがとうございます!!
大きな事はできませんが、目の前の「??」なことを見過ごさずに、一歩一歩進んで行きたいな~と思います。