加配担当の若くて可愛い先生がK君のために作ったリマインダーや手順書を、あーでもない、こーでもないと、ディスカッションしながら構造化のお手伝い。
K君は記憶の特性のあるお子さんなので、便利に使えるようになって「ボク、大丈夫!」が増えるといいな~と思います。
保育所等訪問支援の良さは、個別給付であることと継続性だと思います。
定期的に訪問して個別対応ができるので、提案してお子さんに試してもらって、その後のフォローがちゃんとできるのがいいんですよね。
本当に、私やとよっちが待ち焦がれていたサービス類型です。
なので、出来た瞬間すぐにやると決めて、でも、児発管がいないと出来ないので私が速攻でとって(苦笑)はじめた訳ですが、全国的にはあまり広がっていないようです。
先日出た厚労省の障がい児支援のありかた検討会の報告書に寄ると、今年の1月時点で事業者数は247で利用者数はまだ1200人くらいとのこと。
ってことは、1つの県でやってるのは5事業所くらいで、しかも利用者は1事業所平均4~5名くらい?
めっちゃ少なっっっ。
すごく有意義だしニーズもある事業だと思うので、1市に絶対1つはあったほうがいいって思います。
ってか
じょいんは5月にはじめたばかりですが、もう、希望者が30を超えてしまってパンク状態です。
1市に1つじゃ足りないっっっ。
発達に凸凹があっても、保育園や幼稚園で適切な配慮を受けながら地域で育っていく子どもがどんどん増えるといいなぁぁぁ~~~。
そのためにも、保育所等訪問支援は地域にとって重要な事業だと思っています。
事業所が増えないのは報酬単価の低さにも原因があるかと思いますが、利用者が増えないのは、聞くところによると、受け入れ側に拒否感があり、訪問自体がムズカシイという地域もあるようです。
そう考えると、豊川市は理解のある保育園や幼稚園が多く、個別支援会議も開ける環境にあることはとても幸せなことだと思います。
この環境を当たり前と思うことなく、園の運営のお邪魔にならないよう、ご迷惑おかけしないよう十分気をつけつつ、みんなが笑顔になる提案ができるように頑張りたいと思います。
この記事へのコメント
孝行糖
支援受けとる私たちも、実は試行錯誤の連続でした。私たちも支援者さんを理解しないとうまくいかないとわかるまでに、長い時間を費やしました。どうやって、どんな理解をすればお互いがうまくいくかは、次の世代に任せます。
当事者も、親も、実は支援を受けるのは、自助努力の欠如のせいだと心のどこかで感じてがんばろうとして、結局ドツボにはまっていくという失敗をやらかします。せめてこれから保育や幼児教育に関わる先生方には、我々と同じ跌は踏まないようにと思うばかりです。
こうまま
全く同感です。
本当に、10年前は五里霧中、暗中模索の日々でした。
願わくば、これからのママたち、お子さんたちが同じ思いをしないようにと願います。