12時スタートという無茶な設定で自由参加にもかかわらず、早朝担当のパートさんや延長担当のパートさんも参加して下さって、園長先生もビックリ!!の参加数。
職員室がぎゅうぎゅう。
前半はHちゃんのフシギな行動を氷山モデルをつかって解説し、特性に配慮して強みを活かした具体的な手立てを考えて行く過程を一緒にシミュレーションしていきました。
よく知っているHちゃんのことだから、みなさん真剣に考えて下さいました。
スタッフ間で対応を検討し共有出来るシートを使いながらやったので、現場で活用して頂けるといいなぁと思います。
後半は、目と手の協応が苦手なK君の立場になってみようということで、疑似体験をしていただきました。
主任先生にモデルになって頂き、声のかけ方によって受け止め方が全然ちがうことも体験して頂きました。
明るく元気に声かけすればOKなわけじゃない。
本人の立場になって考えることが大事。
そんな感想を頂きました。
今回、この研修をするにあたり、何とかパートさんが参加出来る時間を作れないかと園長先生や主任園生が知恵を絞り、「この日の12時から13時半ならなんとかなるかも!」と言って下さり、実現しました。
その時間は、常勤職員さんがみんなで協力して頑張る!と言うことですよね。
時間取れないから無理、と思うのではなく、何とか作れないか?と前向きに考えて調整して下さったことに本当に感謝です。
そして、その思いに答えて参加して下さったパートさんたちもスゴイと思いました。
だって、一度家に帰って再度来て下さったり、研修後一度家に帰って3時半に出勤されるパートさんもいたのです。
みなさん、日々悩まれていたことが感想からも伝わってきました。
1日に保育士さんが何回か交代するなかでの一貫した対応って、すごく難しいことです。
でも、発達に課題のあるお子さんにとっては必要な事です。
どうすれば一貫した対応が出来るかを具体的に提案し、現場で出来る範囲で取り入れて頂けるようお願いして行くのが私のお役目。
身の引き締まる思いがしました。
私は私に出来ることを一つずつ丁寧に精一杯していこうと、再確認した時間でした。
この時間を捻出して下さったT保育園さんに感謝です。
ありがとうございました。
この記事へのコメント
孝行糖
コミカライズされた、佐賀のがばいばあちゃんのなかに、地獄耳のトメというキャラクターが出てきました。
おさのさんは、ナマハゲと呼んでいました。
T保育園のパートタイム保育士さんも、適切に接するやり方教えて下さる、ナマハゲさんを待っていたんだなあ。じょいんさんにナマハゲって表現は些か失礼かと存じますが、こどもが健やかに育つ守り神という共通点があるような気がしたのです。
でなきゃ、時間遣り繰りしてコンサルを受けたりできませんよ。子どもが健やかに育つ守り神を待つ秋田の親御さんと同じ思いだったと思いました。
こうまま
一端帰って、研修受けるためだけに戻ってきて下さるって、すごいことですよね!!!
保育士さんって、やっぱりステキだと思いました。
まだまだ応えられるだけのスキルが私には足りないので、頑張ろうって思いました。
たかの
本当に素晴らしいとですね☆ありがたいです。
どちらさまもありがとうございます☆
昨夜録画した「妖怪体操」を見ました。
ほ~~ぅ、これかぁ~ たくさんの心をつかんでる体操は・・やってみました。ちょっと楽しくなってきました(^ー^)
こうまま
そうなんです!!
やる気のある園の場合は、もう、いくらでもお手伝いさせて頂きます!!って気持ちになっちゃうものです。
相乗効果ですよね。
妖怪体操、スローバージョン動画があって、スモールステップで練習できるみたいですよ!!