正式名称は「三重県立こども心療センターあすなろ学園」
「学園」という名前がついているので誤解されがちですが、児童精神科の病院です。
ホームページによると「全国唯一の児童精神科の単科病院」だそうです。
会議の前に1時間ほど時間をとっていただき、学園の概要や施設内を案内していただきました。
詳しくはこちらを→あすなろ学園ホームページ
食堂の様子。
看護士が担当する医療系の棟と保育所担当の福祉系の棟があって、食堂の真ん中に「見えない線」があるのだとか。
なるほど、掲示された内容や整理の仕方にちょっとそんな雰囲気が漂っていました。
精神科の病院ではありますが、入院しているのは発達障害のお子さんが8割だそうで、病院と言うよりは「寮」という感じ。
この寮から同じ敷地内にある「分校」に通っています。
医療と教育と福祉が同じ場所で連携してお子さんを支えている感じがとてもよくわかりました。
ドクターと看護師と生活支援員と保育士と教諭が同じ敷地内にいるのって、すごいですよね。
入院は1か月~1年くらい。
思春期のお子さんが多いようで、SSTや個別課題など、丁寧な治療がされている感じがしました。
でも、ここでいくら丁寧に治療教育をしてもらっても、地域に戻った時に以前と同じ環境ではまた元に戻ってしまいます。
地域での準備がとても大事だと痛感しました。
ちなみに
今回の会議に出るにあたって、人件費と交通費はどこからも出ないので、法人の持ち出しで行かせてもらいました。
今後の支援の方向も見越して(ここ重要)、私とSAYOちゃんの二人で。
法人に身銭を切らせているので、きっちり情報交換し、ゆうができる具体的な提案もきっちりお伝えしてきました。
学園内に設置されている「発達総合支援室」のお部屋の前に貼ってあったもの。
こういうのが今の豊川市にはとても必要だと感じました。
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