行政や支援者が行う虐待防止セミナーがいっぱい開催されています。
でも
親が主体でやる虐待防止セミナーってあまり聞いたことありません。
愛知県自閉症協会(つぼみの会)プロジェクト部は
親の会主催で本気でやります!!
私、今回はとても微妙で難しいお役目があります。
でも
そういう立場なのだと自分で自分に言い聞かせて頑張りたいと思います。
本気で考えたい方、是非お越し下さい。
つぼみプロジェクト部権利擁護セミナー
☆親と支援者とで虐待を本気でなくすセミナー☆
・日時:平成27年10月25日(日)
午後1時〜4時半(受付開始:12時45分)
・会場:なごや人権啓発センター研修室
伏見ライフプラザ12階
※地下鉄 伏見駅6番出口より南へ徒歩約7分
・内容:1)障害者虐待防止法の内容と使い方
2)実際の障害者施設での防止策と悩み
3)家庭での虐待対策
4)グループワーク〜虐待を自分事として考えて、防ぐ方法を考える〜
・講師:野崎貴詞さん(社会福祉法人樫の木福祉会)
長坂宏さん(社会福祉法人新城福祉会)
荻野ます美さん(特定非営利活動法人ゆう)
・対象:どなたでもご参加いただけます。
・参加定員:50人(先着順) *申込期限:10月18日まで
・参加費:愛知県自閉症協会会員 500円 会員外 1,500円
・申込:こくちーずからお申込ください。
1 問題意識
虐待の報道に触れて、親であるわたしたちは動揺し、想像し、感情的に反応をして結局は何もできることがなくて無力感を感じます。より悪いことには、福祉関係者に対する「不信感」がぬぐいがたく生じることです。自分たちが関わっている職員さんやこれから出会う職員の方々に対しても、「不信感」が残ってしまう。
この親たちの無力感や福祉への不信感をどうしたらいいか? 福祉関係者と力を合わせて、虐待を防止するためにはどうしたらいいか?を考えます。
2 親たちは「障害者虐待防止法」の内容を知らない
そのためのヒントになったのが、愛知県の障害者虐待防止研修のテキストでした。
そこには、法の解説と防止策、発生した際の対応が解説されていました。「なるほど。仕組みがあって、福祉関係者はこれを学んで、対策をすることになっているのだ」とわかりました。この法律と、現在それぞれの福祉関係のところで講じられている防止策を、「親も」一緒に学ぶことで、協力していけるんじゃないか? と思いました。
3 現場で困っていること〜容易ではない現実→親が協力できることは?
また、福祉の現場で困っていることを、親が聴いて一緒になって考える機会はほとんどありません。「お任せします」はある意味、一切の手を離してしまう冷酷なスタンスです。福祉職員の思い、親を始めとする周りの人間ができることについて、メッセージを聴き、「痛み」を分かち合って、一緒によくしていくきっかけにしたいです。
4 家庭での「虐待」対策
平成25年度の厚生労働省の調査報告によると、虐待を受けた障害者(2,659人)の内、68.1%(1,811人)が養護者から虐待を受けています。私たち親たちが虐待の加害者になる可能性は常にあります。
今回は、こういうことも「虐待」なんだよという類型の紹介と、虐待防止のための支援についてお話していただきたい。そして、「虐待かも」と思った場合に、私たちが取るべき行動について考えます。
さまざまな立場のみなさんと一緒に考えたいです。ぜひご参加ください。
この記事へのコメント
ごるご
いろんな話を聞きたいなぁ。
こうまま
話したいよね・・・