溝井さんとはネットで知り合って、明石洋子さんつながりでこれまでイベントやセミナーでご家族とお会いする機会が何回かありました。
ママは埼玉の「チューリップ元気の会」の理事長さんで、3年前の明石さんのお祝い会で一緒に司会を担当した仲でもあります。
お子さんお二人に発達障害があって、お兄ちゃんがカナダに留学して、そのまま現地で就職し、弟さんは福祉事業所に通所しはじめたと思っていたのですが、ナント、去年、イキナリ川越に兄のお店&弟の工房OPENの展開。
ご主人も退職し、どうやら家族4人で工房とお店をやってるみたい。
しかも、最近古民家を改築して民宿を始める模様。
なんてステキなの。ビックリだわ。そんなのアリ???
一体いつから計画していたの??
どうしたらそんなことできるの?って
ずっと気になっていました。
お店&工房は、川越駅からぶらぶらと歩いてお菓子横町から数分の川沿いにありました。
カナディアンバー&レストラン
織り工房「英」
1階がお店になっていて、オーナーのお兄ちゃんがカナダのことをイロイロ教えてくれます。
カナダのお寿司屋さんでお仕事をしていたそうです。
アメリカでよく使っていたメーカーのケチャップやマスタードが置いてあって、何か懐かしい(笑)
雰囲気がとってもいいです。
お店の一角に、弟さんの作品が並んでいます。
2階がさをり織りの工房になっていました。
私が伺った時間帯は、すでに工房は終了していて、一端自宅に帰られていたのですが、母の友人が来ると市って「残業」しに戻って来て織る様子を見せてくれました。
色の選びから全て英さんがされているとのこと。
英さんは通所していた事業所にはなかなかなじめなかったそうですが、さをりを教えて下さっている先生が「色の使い方が素晴らしいから、是非工房を作ってあげなさい」と勧められ、ご両親が一念発起(?)して、工房をはじめることになったそうです。
で、それを聞いたカナダ在住のお兄ちゃんが、とても両親にはまかせておけないと帰国して手伝ってくれることになり、家族全員の特技を活かしてレストラン&工房をすることになったのだそうです。
お兄ちゃん作のカリフォルニアロールと弟英さん作のテディベア
とてもステキな空間で、私が伺った日は平日の木曜日だったのに満席でした。
地元の人たちに愛されているお店になってると感じました。
でもって
更に驚いたのが
このお店にたまたま飲みに来ていたお客さんが壊そうとしていた古民家に「ちょっと待った!」をかけて、借り受け、改修しちゃったのです。
元々は恵比寿やさんというお米屋さん。
昔の雰囲気を残しつつ、インフラ部分は最新のものを使っているという感じ。
これは外国から来た方はめっちゃ喜びそう!!
もう、懐かしさ満開。
狭くて急な階段
こたつのテーブルって、コレだったよね!
ひっくり返すと麻雀台(爆)
私が泊まらせていただいたお部屋には、お琴が!!
溝井ママ、お琴もされるんですね。
ここで尺八や琵琶の演奏会なども開かれているそうです。
こんな風に生き返らせてもらって、この家もご家族も嬉しいだろうな~。
ちなみに、住んでいるのはパパのみ。(時々ママも)
お兄ちゃんはお友だちとシェアハウスに住んでいて
ママと弟さんは元々家族で住んでいた家にいらっしゃるとのこと。
なるほど、別々に住んでいて、職場で一緒になるのですね。
いい距離感~。
人と人が繋がって、地域が暖まっている感じがひしひしと伝わってきました。
家族4人でって、じゃあ、20年後はどうするの?とか
そんなのは大きなお世話。
もちろん、経営は甘くないから、これからイロイロあるだろうけど
溝井家は地域で愛されて、うまくやっていくんだろうなって思います。
家族のステキな家族の形を見せていただき
先々のことを考えすぎて不安になってしまっている自分を反省。
今現在幸せであることの延長線上に幸せはあるのですよね。
先のことももちろん大事だけど
まずは、今、幸せに過ごすことを考えよう。
背伸びぜず、着実に。
この記事へのコメント
ゆっくんママ
なんだか、と~ってもほんわかしました。
ホントに・・。
色々な幸せの形があるのよね・・。
こうままが書かれているように、穏やかな日々の先に、幸せがあるような気がします。
私も、背伸びせず、今できることをやろう・・と
勇気をもらいました。
素敵なご家族のご紹介、ありがとうございました♡
こうまま
本当に、すごくいい空間で、穏やかな空気の流れる場所でした。
良い時期に行くことができたと思います。