2008年04月19日

わかれば動ける2

移行させようとしているツールがあと2つあります。

靴箱のオレンジの箱
三角コーン(学校では着席する際に使っていました)

学校の靴箱はたくさんあります。
生徒数が450名とかいますので、学部だけでもエライ数です。
kutubako1.jpg
親である私も子どもの靴箱の位置がわからない。
名札を見なかったら見つけられません。
(でも、私の友人は置いてある靴や上靴ですぐに見つけられるので、不都合ない人もいるようですが・・)

で、小学部の時に使っていたオレンジの箱を中学部でも靴箱に置いて頂きました。
kutubako2.jpg
名前が読めなくてもマークや絵が分かるお子さんなら、それを貼ればいいと思いますが、こうくんは写真も絵もマークも分からないので。

でも、この箱で自分の靴箱はここだと「分かって」「自分で動ける」んです。

すごくないですか?

『玄関で靴を脱いで靴箱に入れ、上靴を取ってはく』という動作を小学部で手取足取り丁寧に教えて頂き、その一連の動作が長い時間掛けて身に付いたからこそ、その靴を入れる場所を示すオレンジの箱を置くだけで「分かって」「自分で動ける」んです。

一見すると「支援なしにふつーに出来てる」様に見えちゃう。
でも、ホントは手がかりをつなぎながら、ものすごく「ギリギリのところ」で、成り立っていることを(自立課題もそうなのですが)時間をかけて丁寧に伝えていきたいなと思います。

頑張ります。
えいえいおー。


posted by こうまま at 11:54| Comment(6) | TrackBack(0) | 実践報告 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うん。
とっても素敵です。

何よりもその黄色のボックスにいっぱい詰め込まれているこれまでの丁寧なかかわりが伝わってきて、とって幸せな気分になります。

「一人で動ける」「わかってうごける」・・そのツールがあるってとっても大切なことだと作業所に行くにつれ、痛感します。

ビブスといい、木片キューといい黄色のボックスといい。それも頑張って作らないといけない、準備しないといけないツールじゃなくて、日常にあるもの。着替えるに使えるものっていうのがすごいと思います。



Posted by き at 2008年04月19日 17:55
◇きらママ師匠(ですよね?)
この辺りになると、やはり「マリオネット友の会」でないと伝わらないかもしれないですね(爆)
文字でも絵でもマークでも、基本は同じなのだと思います。
「わかる」って意味で。

こうくんの場合、ちょっと違うかもしれないと思うのは、「見てすぐわかる」のではなく、行動とセットにして教えないと理解できないということ。
想像力がものすごく低いのだと思います。
でも、だからこそ、一度覚えたことは律儀にこなそうとします。
それを、学年が上がる度に崩されていたら、どんなにか不安だろうと思うのです。

学校から社会出るとき、どれだけ持って行けるシステム・・とまではいかなくても、ツールや手がかりになるキューがあるかでこうくんの生活は随分と違ってくるんじゃないかと思っています。
Posted by こうまま at 2008年04月19日 20:53
すみません。
正体不明の「き」です。

きらもマーク=印と行動をセットで教え込みました。
まず、これをきっちり教え込んだ後に・・・マークを広げていく。

例えば・・靴箱の黄色の箱=僕のくつ=靴を履き替える

これをきっちりおしえこんだあとに・・・黄色の箱と新しい印(おおきめ写真)とっセットしにしておきます。
それから、靴の箱を前面だけにしつつ、大きめ写真を一緒に貼り付ける
こんな感じで移行をはかりました。

この移行一つでもすっごく手間ヒマがかかります。

これに手間暇をかけるか?
平行して進めるか?
はたまた使えるツールと行動のセットを覚えこむ事に時間を掛けるかは、そのお子さんそれぞれ。

マリオネットだからこその醍醐味なのではないかと・・。

こうくんも今から「あれ?」って思えるぐらい、急にできることが増えると思います。マリオネット君の開花は遅くて当たり前ですもんね。
小学校時代に、しっかり手間暇をかけてきちんと基礎のかかわりをしてもらっているからね!!・・これがいちばんたいせつ!

などと偉そう発言・・許してくださいませ!!


Posted by きらママ at 2008年04月19日 22:10
本当に、写真とかが使えるようになったら、どんなに楽だろうって思います。
でも、今のところ、こうくんにとっては写真は便利なものじゃないみたいなのです。

実物でも、「液体石けんの容器を渡して、それを洗面所の箱に入れて手洗いする」を教え込もうとしましたが、定着せず・・で撃沈しました。
実物のキューでも「わかる」範囲が限定されているこうくんなので、実物も行動も精査して取り組みたいと思っています。

>マリオネットだからこその醍醐味なのではないかと・・。

まさに。
こういう「醍醐味」が分かる支援者を増やすのが私の野望の一つでもあります(爆)
Posted by こうまま at 2008年04月20日 00:13
すごいですよーーーすばらしですよ!!!

黄色い目印=自分の靴。これがわかれば職場であろうが 違う場所であろうがわかる、動ける、しかもそれが自分一人で!!素敵じゃないですか!!!!!!

ジグや構造化のアイデアなしにそれができることが 成長したようにえらいように思われてしまうこと教育現場にままありますよね・・・。でも それができないから障害なわけで 反対にいうとそれがあれば自分で何をすべきかわかって不安なく動けるのであれば その手立てをちゃんと身に着けていること自体がとっても大切で、成長を感じることじゃないかと私は思います!

それが実物であろうが 写真であろうが 線画であろうが 文字であろうが、そんなものにレベルも高低もない・・・そのこそのこにわかるものをちゃんと支援者も認識して その子にそれが安心のシステムとしてちゃんと獲得できていればいいんですよね!

がんばってください!!!いや ともにこの変化、システム移行がんばりましょうね!!!
Posted by sakuraume at 2008年04月20日 19:27
おお~
同志よ~(爆)
そそ。
何をするかがわかって自分で動ける「手だて」をもっているかいないか、なのですよね。
わかってくださる方の存在は本当に大きいです。

小学部から中学部への移行を経験することは、実際に地域に移行する際に役立つと信じて、嫌がられても予行演習だと開き直って共に頑張りましょう!!!
Posted by こうまま at 2008年04月20日 20:53
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