だから、自立課題が好きなの。
今月のスタッフ研修は「自立課題」
毎年、アセスメントして実際に課題を作るという研修をやっています。
今年は一か所に集まれないので、4つの拠点をzoomで繋いで、講義をして
各拠点ごとに利用者さん役の人をアセスメントして構造化したタスクを作り、再アセスメントして再構造化するまでの流れをやってみました。
いつもはグループで作ってましたが、今年は一人一つ作ったので、最後に30個以上のタスクをシェア。
スクリーンやPCの画面越しでしたが、壮観な眺めでした。
どこの事業所も、利用者役がかなり上手くやってくれたようで、何度も再構造化した様子もシェアできました。
今回のテーマが「余暇」だったこともあり、みかん狩りとか魚釣りとかダーツとか7並べとか、楽しいタスクがいっぱいでした。
自立課題のすばらしさは、もちろん自己肯定感を高める(ドヤ顔がいっぱいになる♪)というのが一番だと思いますが
本人を理解するのにすごく役立つというのがあります。
こんな風に設定するとできる
とか
こんな風にすればうまく終われる
とか
ここにこれがあると引っ張られるから隠したほうがいい
とか。
状況理解が苦手とか、注意が転動するとか、空間の整理統合が苦手とか、そういう特性を単語としては知らなくても、メガネの度数を合わせるように、タスクを本人がやりやすいように合わせて作っていくことで、本人の特徴がわかってきます。
というか、単語だけを知っていても、それは特性理解とは言いませんよね。
本人…