午前中、つぼみの会(日本自閉症協会愛知県支部)の岡崎ブロック主催勉強会。
自立課題の連続講座の3回目。
【1回目の記事】【2回目の記事】
今日は23名の参加。
宿題(?)で、どこに設定するか、お部屋の平面図を書いてきてくださいと申し上げたのですが、見事な見取り図を書いてきて下さった方が多く、ビックリしました。

どこに自立課題をする机や棚を置くかってめっちゃ重要で、
そこには、刺激の統制や物理的構造化が必要になるのですが
一般家庭でそれを完璧にはできなくても、一番「それっぽく出来る場所」を見取り図を眺めながら探すのは結構楽しいものです。
今までそういった視点(刺激の統制や物理的構造化)がなかった方にとっては、とても新鮮なようでした。
2階の勉強部屋でやる・・という方がいて、
「自立するまでは毎回2階に行かないとイケナイですけど、できます?」って聞いたら、ちょっと考えて「頑張ります」と。
最初から頑張らなきゃできないような設定だと続かないです。
自立してできるようになるまでは居間とかキッチンの脇に設定するのはアリだと思います。
毎回机を出して設定するという頑張りやさんもいました。
「頑張っちゃアカン」のです。
さらに、時間の設定。
たいてい皆さん、最初は優等生の時間設定をされます。
帰宅してからおやつの前に、など。
「夕方の忙しい時間に自立課題につきあえますか?」って聞くと「頑張ってやってみます」
いや、頑張らなくていいし(笑)
最終的には
家事がぜ〜んぶ片づいたあと、とかになります。
でも、それでいいんだと思います。
頑張らなくても出来る場所と時間に設定することが毎日続けるコツだと実感しています。
結論
「自立課題は、無理なく設定できる場所で、無理なくつきあえる時間帯に」
今回、連続講座の最後なので、ちょっと語りました。
ワークシステムの話の中で、
ご褒美のお菓子がシールなんかのトークンになって、最後はお金になって、そのたまったお金でヘルパーさんと買い物に行って・・・
そうやって職業意識を育てていくんですよ〜ってな話。
だから、自立課題は「職業前課題」とも呼ばれるのです。
こうくんは、HARIBOのために課題します。
課題した時だけHARIBOが貰えるからです。
HARIBOがもう一袋欲しい時は、課題の棚の前に私を連れて行って、鍵を開けて課題させろと要求します。
勤勉でしょ〜(爆)
それで、いいのだと思っています。
何もしないでお金が貰えたら、だれも働かないのと同様、
何もしなくても大好きなチョコが貰えたら、課題なんかしないもん。
それから、目的・目標のある「課題」づくり。
リサイクル作業の基本である「分解して分別」を目標にして、今こうくんができるスキルでこの課題とこの課題をしています、というような例をいくつか示しました。
この視点も大事です。
「とにかく子どもが出来ることでただ何となく作っていたけれど、目的や目標が大事だとわかった」という感想が多かったので、ここはばっちり伝わったと思います。
今回「こうくんの自立課題への道」というこの1年の取り組みの動画(10分)も流しました。
手取り足取りのマリオネットで教えている状態からワークシステムが機能するまでの奇蹟(奇跡?)で、私にとってはめっちゃ大事なお宝映像です。
これは、
プットインが出来るかどうかのとても重度な幼児さんのママと中学生のお母さんが参加されていたので、エールの意味を込めて流しました。
感想を読んだら、十分すぎるほど伝わっていました。
スペシャルな中でも特にスペシャルであることのしんどさ。
でも、やり方次第でできることはいっぱいある。
それを淡々としていけばいいんだと。
これって、こうくんの母だから伝えられることです。
こうくんの母で良かった♪
3回の連続講座。
遠くから通ってきて下さったグループもありました。
お疲れ様でした&ありがとうございました。
どうか、この講座がご家庭での実践に活かされますように。
さて
午後は豊川市内の某保育園の総会で100名のお母さん方を相手に障害児を育てる母としてのお話をしてきました。

これはかなりキンチョーしました。
だって、ほぼ一般の方相手ですから。
一体どこまで伝わったのか。
いや
どんな風に理解されたのか。
感想を読むのが楽しみでもあり怖くもあり。
はやく読みたいです。
それにしても・・・
私の講演の前に、園児のミニ発表会があったのですが
日本の保育園&幼稚園の発表会の経験がない私は、も〜、びっくりでした。

いやぁ・・
日本の未就学児童というのは、ほんとうに優秀なのですね。
たまげました。