だから、自立課題が好きなの。

今月のスタッフ研修は「自立課題」
毎年、アセスメントして実際に課題を作るという研修をやっています。
今年は一か所に集まれないので、4つの拠点をzoomで繋いで、講義をして
各拠点ごとに利用者さん役の人をアセスメントして構造化したタスクを作り、再アセスメントして再構造化するまでの流れをやってみました。
いつもはグループで作ってましたが、今年は一人一つ作ったので、最後に30個以上のタスクをシェア。
スクリーンやPCの画面越しでしたが、壮観な眺めでした。

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どこの事業所も、利用者役がかなり上手くやってくれたようで、何度も再構造化した様子もシェアできました。
今回のテーマが「余暇」だったこともあり、みかん狩りとか魚釣りとかダーツとか7並べとか、楽しいタスクがいっぱいでした。

自立課題のすばらしさは、もちろん自己肯定感を高める(ドヤ顔がいっぱいになる♪)というのが一番だと思いますが
本人を理解するのにすごく役立つというのがあります。
こんな風に設定するとできる
とか
こんな風にすればうまく終われる
とか
ここにこれがあると引っ張られるから隠したほうがいい
とか。

状況理解が苦手とか、注意が転動するとか、空間の整理統合が苦手とか、そういう特性を単語としては知らなくても、メガネの度数を合わせるように、タスクを本人がやりやすいように合わせて作っていくことで、本人の特徴がわかってきます。

というか、単語だけを知っていても、それは特性理解とは言いませんよね。

本人を理解するのに、自立課題を作っていくプロセス(アセスメント〜構造化〜再アセスメント〜再構造化)がとても役に立つのです。

今日も、数字が大好きな成人の方のタスクで

サイコロふって出た数字の指定された色のカップを取って順番に並べていくというゲームで
ゲームのルールはちゃんとわかる人だったのに、カップを置く場所に数字を書いてしまったために
その数字に引っ張られて大混乱!!という事態に。
余計な情報を入れてしまたっために、指示も組織化も明瞭化も一瞬で吹っ飛んだ事例でした。

自立課題をたくさん作ることで本人の認知特性が理解できると、それが日常生活にもとても活かされます。
指示の仕方や整理の仕方や刺激の統制の仕方、終わらせ方などがわかるから。
だから、先生や支援者だけでなく、パパやママが作るといいのです。

難しい単語しらなくても、特性に合わせた構造が作れるようになる(工夫できる)ようになるから。

で、普段の生活がとっても楽になる。
生活のあちこちが自立していくから。

昨年は親御さん向けのお勉強会では自立課題ができなかったので
今年は工夫して開催ようと心に誓いました。

画面越しに1対1で再構造化のアイデアをお伝えすることはできそうだし。
それに、zoomならスマホで撮ったアセスメント動画を共有することができるかも。
そんなことをつらつら考えています。
もう、リモートでやれることをとにかく見つけてやっていくしかないですものね。

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